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内装材とメンテナンス

内装材の選び方のポイントとしては、

  • 部屋の用途に合わせたもの・ライフスタイルに合わせた物を選ぶ
  • シックハウス(建築材料からでる揮発性の化学物質(ホルムアルデヒド等)等により空気が汚染されて、頭痛、喉の痛み、眼の痛み、吐き気、喘息、アレルギー性皮膚炎などの健康障害を引き起こすことをシックハウス症候群といいます。カビやダニも影響します。)などの影響を考えて選ぶ。
  • バランスを考える
  • 出来るだけ大きめのサンプルを取り寄せて(店舗などに出向きサンプルを見て)選ぶようにする。
  • 出来るだけベーシックなものを選んで、小物や家具などでアクセントをつけると失敗しません。
  • 天井などは濃い目の色だと圧迫感を感じるので、壁と出来るだけ同系の色で統一感を持たせる。
  • クロスは大きめのサンプルなどで実際の出来上がりをイメージし、インパクトのあるクロスは居間などには避ける。(子供部屋などにする)

などがポイントになります。


また、内装材のお手入れ方法や詳細は下記に記載しています。
 
クッションフロア
クッション性にすぐれていて足あたりもよく、デザインも豊富になってきたので最近では水周り以外にも使われるようになっています。
ビニールシートにプリント印刷され、水周りの床にしようされます。
張替えなども比較的簡単で、専用の接着剤で貼ります。
【メンテナンス方法】
中性洗剤で汚れたら拭く。ひどい汚れの時には油汚れ用洗剤で拭く。目地の間などに汚れがたまる場合はハブラシなどでこする。
ワックスは薄く塗る程度でOK。薬品などに反応したり、日にあたって変色したりするので注意です。はがれた場合は水が入るとカビの原因になるので注意する。
広範囲のはがれなどの場合は業者さんに張り替えてもらう。

フローリング
一般的に居室の洋室に使われます。簡単には貼りかえることが出来ないので、最近では張替えがしやすい3ミリの厚さの上貼り用などもあります。
1.単層フローリング 天然素材の無垢の単層の板で、価格的にはやや高価で高級感があります。
天然木なので乾燥状態によっては、反ったり曲がったり割れたりするすることもあり、扱いもデリケートです。
2.複層フローリング ベニヤなどの合板を張り合わせたもの。
単層フローリングに比べると安価で、手入れも比較的簡単。種類も豊富です。
張替えには2日ほど要する。
【メンテナンス方法】
普段は掃除機やフローリングワイパーなどの掃除用具でゴミを取る。硬くしぼった雑巾などでかるく水ぶき。ただし、水分に弱いので気をつける。
あとは月に一度(ワックスの耐性に合わせた期間で)ワックスをかける。


たたみ
縁あり畳
私たちがよく目にする畳です

縁なし畳
畳表は琉球畳表が使用されることが多い畳です。現在ではフローリングにおきたたみとして使用されたり、和室にも多く見られます。

床の間
床の間には龍髭畳表という独特な畳表が使用されます。
現在では畳床を使わずに、薄縁と呼ばれる畳表に畳縁をつけただけのものが多く使われています。

カラー畳
化学繊維の畳ですので水ぶきも出来ます。
和室の居室に使用します。天然素材なので日ごろのお手入れが必要です。
【日頃のお手入れ】
週に2~3回掃除機をかけてください。
たまに畳の目に沿ってからぶき。

【メンテナンス方法】
【汚れがついたとき】
汚れがひどいときは、住まいの洗剤をお湯で薄めてタオルにつけよく絞ってから
拭きます。その後、からぶきして湿気をよくとっておきます。
【定期的に行なうと良いお手入れ】
年に1~2回は天日干ししてください。
湿気を取り除き、ダニ・カビの発生を抑えます。
干すときは裏を日に当てましょう

カーペット

パネルカーペット 
40㎝四方のカーペットで敷き詰めたり一部分で使うことも可能。防音にもよい。またペットや子供が汚しても一部を洗うことができるので便利です。

タイルカーペット 
50㎝四方のカーペットでパネルカーペットよりやや大きく、オフィスや店舗などで使用されることが多い。

絨毯・一般的な敷きこみカーペット
抗菌・防ダニ・ホルムアルデヒド吸着、防炎など用途に合わせて選ぶことが出来ます。

ラグ 
自由なサイズや形を楽しむことができるのが特徴。
 抗菌防臭防ダニ加工防汚加工、防汚糸、防音性、断熱性などの用途
室内での転倒事故の予防に介護用途として用いられることも多い床材です。ただし、裏の素材によってはすべるので専用の方法で貼り付ける事が必要。

コルクフロア 
耐摩耗性、保温性、弾力性、肌触り、経済性といったトータルバランスにとんだ床材。自然素材で通気性クッション性良く、ペットやお子様のいるご家族におすすめです。 ただ、高級素材で施工費も若干割高です。
ワックス仕上げや、天然オイル仕上げタイプなどがあります。天然素材なのでカラダにも優しい素材です。似たようなもので竹フローリングもあります。                                                                                               
フロアタイル あまり知られていませんが、塩ビ系床材で硬化素材の床材です。 クッション性はありませんが、重い家具を置いても凹みが無く、キズも付きにくい事が特徴です。 主にディスプレイに使われていましたが、現在住宅リフォームで注目されています。                                                                                                                          
 【メンテナンス方法】                                                                                普段の掃除は掃除機などでゴミを取る程度でOKです。月に一度くらいは中性洗剤で拭く。敷きこみカーペットや絨毯は汚れがひいどい場合は専門のクリーニングに出すと良いでしょう。
クロス(壁紙)
・量産品 一般的に使われているもので安価で消費サイクルが長い。
・1000クラス 量産品に比べ、やや高価で種類も豊富にあり、デザイン性に優れています
・ペット用クロス 通常のクロスに比べて敗れにくい加工がしてあり、ペットが爪をたてても破れずらくなっています。
・機能性クロス 珪藻土を織り込んだものや、よごれにくいもの、燃えずらいものなどがあります。
・防 カビ壁紙
カビの出やすいところ、洗面所やトイレ、湿気の多い場所などに使用すると良いでしょう。      
・抗菌壁紙
抗菌処理した壁紙です。トイレ、洗面、病院、高齢者施設、などの部屋に使用するとよいでしょう
・汚れ防止壁紙
ラミネートフイルムが表面に施されています。
・消臭壁紙 
良い香りはそのままに、悪臭のみせんたく取り除きます。
・マイナスイオン
天然ミネラル鉱石を織物裏面にん練りこんでいますので、マイナスイオンを高めます。 
・ホルムアルデヒト壁紙
室内のホルムアルデヒトを科学的に吸着分解します。 
・表面強化クロス
引つ掻き傷に強い。 衝撃に強い。抗菌性 汚れ防止に優れています。    
一般的に居室から廊下トイレ玄関などいたるところに使えメンテナンスも楽です。

京壁や珪藻土、タイル、環境商材の壁などに比べますと、安価に工期も短くできます。
また、メンテナンスもほかのものに比べるとはるかに簡単にできるので、最近では、壁はクロスが主流になっています。

【メンテナンス方法】

ビニールクロスの一般的なメンテナンス
ビニールクロスは、一般的に吸湿性や通気性が殆どないので、シミやホコリには強く、手垢や油汚れには比較的弱いというのが特徴です。
汚れが付着したら飲食物や調味料などの汚れが付着したら、直ちに中性洗剤を薄めた水で拭き取ってください。
汚れを拭き取る場合は固く絞ったスポンジやタオルを使用して下さい。
洗剤も拭きのこしがありますと、変色の原因になります、必ずきれいな水かぬるま湯で完全に拭き取ってください。
また、いきなりシンナーやベンジンなどや強い洗剤は使用しないで下さい。
表面のやわらかいクロスを拭くときはあまり強くこすると生地表面が破損するころがありますから注意が必要です。

紙壁紙の一般的なメンテナンス
ビニールクロスに比べ強度、摩耗性、耐水性などが比較的弱い物が多いので、こまめにホコリなどの除去を心がけてください。
汚れが付着したら撥水加工されている場合は簡単な汚れならふき取ることが出来ます。
汚れが付着したら直ちにティッシュぺーぱーや柔らかな布を使い吸い込ませるように拭き取ってください。
また湿った布などで強くこすらないで下さい。表面が傷ついたり破れたりする事があります。小さな汚れなら、柔らかな消しゴムで落ちる事もあります。
撥水加工されていない場合は拭き取りが出来ません。

カビの発生
カビが発生したら少量のカビが、クロスの表面だけに発生した場合、ビニールクロスなら消毒用アルコールで拭き取るのが効果的な方法です。
下地にカビの菌が発生している場合は一般の人の処理では再発を防ぐのはかなり困難になります。発生してしまった時は専門家にまかせた方が安心です。
結露
結露の発生や湿気はシミや剥がれ、カビの原因となりますから、部屋の換気、温度や湿度調整に心がけてください。
換気除湿を行う通気をよくする冬季結露
クロスの補修
 部分的なハガレ文具糊や木工用水性接着剤またはコーキングボンドなどをクロス裏面に塗り付けて十分圧着してください。
剥がれてから時間がたったものは縮んで短くなっている場合があります、
そのときは裏面に軽く水分を与えしばらく置き、硬さと縮を取ってから接着剤を塗ってください。
部分的なキズ、ヤブレ小さなキズやヤブレはコーキングボンドで接着補修することが出来ます。
大きなキズやヤブレはおなじクロスがあるときは、補修に使用するクロスは切り取ったクロスよりも大きめに切り接着材を付け補修する個所に貼り付けます.

京壁
日本建築の伝統的な塗り壁の1つで、土を用いて作られる左官仕上げのものを総称して「京壁」と呼びます。
和室に用いられ、左官職人の技によるもの。メンテナンスは大変なので上から壁紙を貼る方法を用いる。
珪藻土
植物性プランクトンや藻が海底に長年にわたって堆積してできた泥土です。
昔から火に強い土として耐火材料として活用され湿度を調整する力があることや、天然素材でシックハウス対策や臭いを吸着する作用などから用いられています。
左官職人により塗られます。

【メンテナンス方法】
手垢、鉛筆、物がこすれた痕などはプラスチックの消しゴムで軽くこすります。
醤油、コーヒー等の水溶性のシミ汚れは、霧吹きで一日に2~3回水をかけて乾燥させるを繰り返します。 
又は、柔らかい布にキッチン用漂白剤の3倍液をつけて染み抜きをする要領で落とします。
建具
ドア
開戸蝶番を軸にして開閉する、最も一般的なタイプ。引戸・吊戸扉を左右にスライドさせて開閉するタイプ。折戸蝶番でつながれた2 枚1組の扉をたたむことで開閉します。
【メンテナンス方法】
取り付け後の調整は随時行い、10年・20年くらいのサイクルで取り替える。掃除は水ぶきや変色しないような薄めた中性洗剤などで行う。


ロールスクリーン
 カーテンのように窓にしようしたり、間仕切りにしようするもの。ブラケットという金具をとりつけそこにはめ込む方法やつっぱり棒タイプのものをつるす方法などがあります。
【メンテナンス方法】
普段のお手入れは取り付けたままホコリをおとす。ウォッシャブルタイプのものははずしてお洗濯して取り付ける。スプリングや金具の調整などを随時行う。

アコーディオンカーテン
間仕切りやドアの代わりにしようします。アコーデオンカーテン(アコーデオンドア)とパネルタイプの間仕切りがあります。
安価でお手ごろですので、ちょっとした空間を仕切ったりするのに重宝します。パネルタイプのものですと、ドアのようにも見えるので安っぽくなく良いです。
【メンテナンス方法】
中性洗剤で拭く。水ぶき。レールの潤滑をよくする。

ふすま
和室につかわれる建具。引き戸タイプです。ふすま紙の張替えで雰囲気を変えることもできます。素人でも張替えは簡単です。
【メンテナンス方法】
手あかなどの汚れは消しゴムで、枠は水ぶきで。反った場合は裏表逆にして使っているとなおったりします。

上記のような簡単なメンテナンスなどもありますが、
家にはライフサイクルがありますので家の状態を正確に把握し、損をしない工事をするのが良いでしょう。
手抜きメンテナンスばかりすると後々、後悔することもありますので時期を見極めキチンと対処するのが望ましいと思います。
「修繕周期」「耐用年月」について・・・例えばクロスなら10年。水周りなら15年といった具合に周期があります。だいたいの目安になりますので専門家などに施工の際に聞いておくとよいでしょう。この時期を逃してしまって放置しておくと水漏れに気が付かずに中まで腐ったという話も聞いたことがあります。

また、ライフサイクルの中には家族の形や生活状態などもかかわってきます。
例えば月日により老化にともないバリアフリーにするとか、子供たちが巣立ち生活が変わって行くとか、息子一家と同居し二世帯住宅にするとかそういった時期に工事を行うのもよいと思います。それにともない、素材も変わってきますので専門家と話し合う必要もあるかと思います。床材ひとつとっても、車椅子を使用するようになった場合は傷の付きにくいものにしたり、あたりを付けたりしなければいけませんし、床下地の問題などもあります。小さい子供と暮らすようになればクロスも落書きしても消せるような素材にしたり・・・と色々な場面が想定されます。

大きな工事の際はプロを挟んだ方が良いと思います。

参考までにご自分で工事をしようとお考えの方やDIYがお好きな方へ社団法人日本DIY協会