- 放置した場合の赤ちゃんへのリスク
- プロのクリーニング業者を選ぶポイント
- 赤ちゃんを守るための日常的な掃除方法
エアコンクリーニングは、快適で健康的な室内環境を維持するために非常に重要です。
しかし、特に赤ちゃんがいるご家庭では、クリーニング中に発生する化学薬品やホコリが健康に悪影響を与える可能性もゼロではありません。
また、赤ちゃんだけでなく、小さい子供やペットといった家族がいる場合にも注意が必要です。
この記事では、赤ちゃんがいる場合にエアコンクリーニングを放置するリスク、業者を選ぶ際のポイントなどについて詳しく解説していきます。
快適な生活には欠かせないエアコンを安全に清潔に使っていくためにも、ぜひ最後までチェックしてください!
私は、【エアコン清掃club】を運営する滝沢というものです。ハウスクリーニング業者で約5年ほど従事した経験をもとに記事を書いています!
エアコンクリーニングを放置した際の赤ちゃんへのリスク

エアコン内部にはホコリやカビ、ダニなどがいます。
そのため、クリーニングをせず、汚れたまま放置しておくことは人体に悪影響をもたらします。
特に赤ちゃんなどの免疫力の強くない人は、その影響も強く受けてしまいます。
- アレルギー・喘息
- アトピー性の皮膚炎
- マイコプラズマ
リスク①アレルギー・喘息
エアコン内で増殖したカビは胞子を出し、それはアレルゲン物質だとされています。
そのため、カビの胞子は喉や角膜などに炎症を起こさせ、鼻炎やせき、結膜炎といった症状を引き起こす可能性があります。
また、人によっては喘息を発症し、それが命に関わるケースも存在します。

赤ちゃん以外に、小さいお子さんや高齢者の方も影響を受けやすいです!
リスク②アトピー性の皮膚炎
カビの胞子はアトピー性の皮膚炎を引き起こす恐れもあります。
アトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能が弱くなり、痛みや痒みを繰り返してしまう疾患です。
通常は子供に多くみられ、大人になると治るケースも多いです。
ですが、大人になっても症状に苦しんでいる方も少なくありません。
リスク③マイコプラズマ
風邪や気管支炎などの症状を引き起こすマイコプラズマ。
人の9割以上が一度は感染すると言われているこぐ身近にいる細菌です。
発熱や頭痛、咳などの風邪の症状のため、通常なら数日で治ります。
特に赤ちゃんの時期(1歳まで)に4割が感染すると言われています。
ただ、患者さんの中にはマイコプラズマ肺炎を発症することもあり、重症になれば入院が必要なケースもあります。



こうした悪影響から大切な赤ちゃんを守るためにも、定期的なエアコンクリーニングは大切です!
エアコンクリーニング中は赤ちゃんは?


プロの業者にエアコンクリーニングを依頼する場合、「その時は赤ちゃんはどうするの?」と疑問を感じる方もいるでしょう。
後ほど詳しくご紹介しますが、エアコンクリーニングでは洗剤の使用やホコリの拡散などは避けられません。
ですので、基本的にエアコンクリーニングをしている部屋に赤ちゃんを残しておくのは危険です。
ただ、真夏や真冬などの体への負担が大きすぎる時期には注意が必要です。
きちんとした温度管理ができる場合なら、一時的にその部屋に避難するのがおすすめです。
他の部屋に冷暖房器具がない場合には、カフェやスーパーなど、一緒に過ごせる場所に移る必要があります。



エアコンクリーニングでは誰か1人は家にいる必要があります!
エアコンクリーニング中に発生するリスク


エアコンクリーニング中「赤ちゃんは別の部屋や場所にいた方が良い」とされるのが次の理由からです。
- 化学薬品の影響
- 空気中のホコリやカビの拡散
- 作業中の騒音や安全リスク
化学薬品の影響
エアコンクリーニングに使用される薬品が空気中に飛散し、赤ちゃんのデリケートな呼吸器に刺激を与える可能性があります。
クリーニング作業なので洗剤を使用することは避けられません。
しかし、業者によっては”エコ洗剤”を利用できるサービスもあります。



依頼前に公式サイトから調べてみましょう!
空気中のホコリやカビの拡散
クリーニング中はエアコン内部に溜まったホコリやカビが空気中に舞い上がる可能性があります。
そうしたホコリやカビを吸い込むことでも、アレルギーや喘息の原因になることもあるでしょう。
エアコンをきれいにしている最中も室内の空気状況には注意が必要です。
作業中の騒音や安全リスク
エアコンクリーニング中は掃除機や高圧洗浄機など、大きな音のする機材を使います。
そのため、赤ちゃんを脅かせてしまう可能性も高くなります。
また、エアコン周辺で過ごしていると「間違って洗剤や機材に触れる」「作業の邪魔になる」恐れもあります。



赤ちゃんをクリーニング作業をしている部屋に入れるのは基本NGです!
エアコンクリーニング中は小さい子供・ペットへの対応


家の中には赤ちゃん以外に、小さい子供やペットなどと暮らしている方もいるでしょう。
小さい子供やペットなどは、エアコンクリーニングをしている部屋にいること自体は問題ありません。
ですが作業の側で暴れる・遊ぶなどのことが起きると、業者の方も作業に集中しづらくなります。
さらに暴れることで、間違って洗剤や汚水を倒してしまう恐れもあります。
小さい子供やペットといった家族も可能であれば同じ部屋にいないのがベストです。



特にペットは掃除機や高圧洗浄機の大きい音が苦手なことも多いです!
プロのクリーニング業者選びのポイント


赤ちゃんのいるご家庭の方が、エアコンクリーニングを依頼する場合、次のようなポイントに気をつけましょう。
口コミなどのリアルな声を確認する
赤ちゃんのいるか・いないかに関わらず、利用者の声をチェックすることは大切です。
他のサービスと同じく、エアコンクリーニングを依頼する際もSNSなどから評判を確認するのがおすすめです。
「どんなサービスが受けられるか?」が具体的になれば、作業を依頼するイメージもつきやすくなります。
ただ、”これはあくまでも他の人の口コミ・評価である”ことは忘れてはいけません。



依頼した場所や担当によっては、同じ会社でも差が生じることはよくあります!
赤ちゃんへの配慮ができる業者を選ぶ
赤ちゃんがいる家庭向けのサービスを提供している業者を選ぶと安心です。
エアコンクリーニングを依頼するなら洗剤を使用されるのはどこでも変わりません。
しかし、「エコ洗剤を使用」「女性スタッフにも依頼できる」などは、会社によって違いがあります。
「どういった部分を希望する」という条件をあらかじめ決めてから、業者探しをするのが良いでしょう。



1年に1度はエアコンクリーニングを依頼できるのがベストです!
赤ちゃんを守るため!日常的なエアコン掃除方法


大切な赤ちゃんを守るためには、プロによるエアコンクリーニングだけでなく、普段からの掃除も重要です。
2週に1回程度のフィルター掃除
フィルター掃除はエアコン内のホコリやカビを防ぐために欠かせない作業です。
プロに頼まず自分でも簡単にできるので、2週間に1回程度は行うようにしましょう。
フィルター掃除であっても掃除機を使うケースが多いので、赤ちゃんは一度別の部屋に移すのがおすすめです。
吹き出し口の掃除
エアコンの吹き出し口の掃除も自力で行うことが可能です。
よく絞った雑巾や除菌シートなどを使い、掃除できる範囲で拭いていきます。
安全のため、エアコンの電源をオフにし、コンセントもきちんと抜いておきましょう。



自力でできる範囲にとどめ、内部はプロの業者に任せるのが一番です!
エアコンクリーニング中の赤ちゃんについて:まとめ
今回は、赤ちゃんがいるご家庭でエアコンクリーニングを放置するリスク、業者を選ぶ際のポイントなどについて詳しく解説してきました。
エアコンクリーニングは、室内環境を快適に保つために欠かせない作業です。
特に赤ちゃんがいる家庭ではクリーニングを放置するリスクには注意が必要です。
別室での待機などのきちんとした対策を取ることで、赤ちゃんの健康を守りながら作業を進めてもらうことができます。
定期的なプロによるエアコンクリーニングを行い、安心して使用できる環境を整えましょう。
赤ちゃんに優しい環境づくりの一環として、エアコンクリーニングを計画的に行うことをおすすめします!
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