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冷房が効かない原因と解決策を徹底解説!効率UPの設定術&初心者向けエアコンクリーニング完全マニュアル!

冷房が効かないことについて書いた記事のアイキャッチ画像
★この記事でわかること!
  • 冷房が効かない原因と解決方法
  • 冷房効率を上げる工夫
  • エアコンクリーニングの必要性

暑くなってきたからエアコンをつけたけど、「ぜんぜん冷えない…」と不便を感じている方もいるでしょう。

故障や内部の汚れなど、冷房が効かない原因はいくつも考えられます。

冷房が効かない状況を放置することで、熱中症などの体調不良へのリスクも高まるため、きちんとした対処法を知っておくのがベストです。

この記事では、冷房が効かなくなる原因と解決方法、冷房効率を上げる工夫などについて詳しく解説していきます。

日本の厳しい夏の暑さを快適に乗り切るためにも、ぜひ参考にしてください。

私は、【エアコン清掃club】を運営する滝沢というものです。ハウスクリーニング業者で約5年ほど従事した経験をもとに記事を書いています!

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冷房が効かない主な10個の原因と解決方法

ハンディ扇風機を使う若い女性

エアコンの冷房能力が落ちると、夏場は快適な室温を保てずストレスになります。

原因を正しく把握すれば、「自分でできる対策」「プロに依頼すべきタイミング」までスムーズに判断できます。

まずは冷房が効かない代表的な原因と、解決方法を見ていきましょう。

【効かない理由と解決方法】
  • エアフィルターの詰まり
  • 熱交換器の汚れ
  • 風向きダクトや送風路の詰まり
  • 冷媒ガスの不足・漏れ
  • コンプレッサーが故障している
  • 温度センサーに問題がある
  • 室外機周辺の風通し不足
  • 室外機に直射日光が当たっている
  • 電気系統のトラブル
  • エアコンが部屋の広さに合っていない

エアフィルターの詰まり

冷房が効かない理由でよくあるのが、フィルターに汚れが溜まっているケースです。

エアコンは室内の空気を取り込み、冷たい風を送り出す仕組みになっています。

フィルターにホコリや汚れ、花粉などが蓄積すると、空気の流れが阻害されて冷却効率が低下してしまいます。

フィルター掃除は月に1〜2回程度を目安に行い、掃除機や水洗いでしっかり汚れを落としましょう。

乾燥が不十分なままエアコンに戻すとカビの原因になるので、必ず風通しの良い場所で完全に乾かしてください。

簡単なメンテナンスだけで、劇的に冷房効率が回復することもあります!

お掃除機能付きエアコンは基本フィルターの表面の汚れをとるだけでのため、クリーニングは必須。

熱交換器の汚れ

熱交換器(アルミフィン)にホコリや油汚れが付着すると、冷媒の熱交換効率が大幅に下がります。

ただし、熱交換器の掃除はエアコンの分解が必要なため、自力ではなく、プロの業者のクリーニングを検討しましょう。

専門業者は高圧洗浄や専用洗剤を使って、内部まで徹底洗浄してくれます。

内部がキレイになると、冷房効率だけでなく”嫌な臭い”も消すことができます。

風向きダクトや送風路の詰まり

運転を続けるうちに、風向パネルのヒンジ周辺や内部送風路にほこりや汚れが溜まることがあります。

汚れが詰まれば冷気が正しく部屋に届かず、一部だけが冷える“ムラ冷え”の原因にもなります。

小さなブラシやエアダスターで軽くほこりを飛ばすだけでも改善できることも。

あまり効果がないなら、エアコンを分解清掃する必要があるため、業者の力を借りましょう。

冷媒ガスの不足・漏れ

冷媒ガスが不足すると、室内機が十分に冷やせなくなり、冷房が効かなく原因にもなります。

この冷媒ガスは内部の熱を移動させる役割を持つもので、経年劣化や故障などから不足・漏れる可能性が出てきます。

目に見える症状は少ないため、違和感を覚えたら早めに専門業者に点検を依頼しましょう。

ガス補充や漏れの修理は高度な技術と専用機器が必要なため、素人判断・作業はNGです。

冷媒ガスのトラブルが業者の設置ミスなら、費用が発生しないケースもあります!

コンプレッサーが故障している

「エアコンから全く冷気が出てこない」場合は、コンプレッサーの故障の可能性があります。

エアコン内部には、空気を圧縮・循環させて冷媒ガスを調整するコンプレッサーという部品があります。

このコンプレッサーが故障すれば、温度コントロールができなくなり、室内を冷やすこともできなくなります。

当然自力では修理できないため、メーカーへの問い合わせが必要です。

温度センサーに問題がある

冷房が効かない理由が温度センサーにある可能性もあります。

本体内部にある温度センサーが汚れる・壊れている場合、正しい室温を感知できずに「冷やせない・温度が反映されない」といった不安定な状態になります。

温度センサーの故障や劣化は自分での判断が難しいです。

本体を軽く掃除してセンサー部分の汚れを取るだけで正常化することもありますが、異常が続く場合は、メーカーの点検サービスを利用しましょう。

室外機が汚れている

冷房の効かない原因が室内ではなく、屋外にある可能性もあります。

室外機のまわりに植木やごみなどがあると、熱交換に必要な外気が十分に取り込めず冷房能力が落ちます。

設置している周りには上下左右それぞれ30cm以上のスペースを確保し、定期的に障害物・ごみをチェックしましょう。

ベランダに設置されている場合は、洗濯物の陰になっていないかも要確認です。

業者に相談して、配置替えや設置場所の変更を検討するのも効果的です!

室外機に直射日光が当たっている

室外機に直射日光が長時間当たることでも、冷房の不調につながることがあります。

室外機に直射日光が当たると本体の温度も上がり、うまく冷気を作り出せなくなってしまいます。

遮熱シートなどを使い、室外機の温度が上がりすぎるのを防ぐのがおすすめです。

吹き出しを防いでしまうと冷却効率が下がる恐れがある点には注意です!

電気系統のトラブル

基盤や配線の断線・劣化、室外機への電力供給不足など、電気系統の問題でも冷房効率が落ちることがあります。

「運転中にブレーカーがよく落ちる」「室外機が起動しない」といったトラブルが見られたら要注意です。

電気工事士資格を持つ業者に見てもらい、必要に応じて修理・交換をしてもらいましょう。

電気系統の不具合は、故障・火災リスクにも繋がるため、放置は厳禁です!

エアコンが部屋の広さに合っていない

エアコン自体に問題はなく、部屋に原因がある可能性もあります。

例えば、『6〜8畳用のエアコンを10畳以上の部屋で使っていれば、当然室内が冷えるには時間がかかって』しまいます。

また、木造・鉄筋などの作りによっても違いが出ます。

購入時のエアコン選びが部屋の実際の広さや断熱性能などに合っていないと、強風運転を使っても十分に冷えません。

エアコンを買う際には、部屋の広さや天井の高さ、窓面積、日当たりを考慮して選びましょう!

必見!効率的にエアコンで部屋を冷やすコツ

扇風機のある室内の様子

蒸し暑い真夏は、一刻でも早く室内を涼しくしたいものです。

しかし、ただ冷房を強くつけるだけではエネルギーを無駄にし、電気代も高くなってしまいます。

少しの工夫で快適さを保ちながら効率的に冷やす方法をご紹介していきます。

次のポイントを押さえれば、エアコンの負担も軽減できます。

【冷房効率を上げる工夫】
  • 温度設定と風向きの最適化
  • 扇風機やサーキュレーターを使う
  • 遮熱・断熱対策の強化する
  • 定期的な換気と冷気循環
  • 定期的なエアコンクリーニングを依頼する

温度設定と風向きの最適化する

設定温度は26〜28℃前後を目安にすると、快適さと電気代のバランスが保てます。

風向きは水平~下向きにし、冷気を床近くまで届かせるのがコツです(サーキュレーターなどの使用時は除く)。

風量は自動運転にしておくと、部屋の温度変化に合わせて最適化してくれます。

こまめにリモコン操作するよりも、一定の設定で運用するほうが効率的です!

扇風機やサーキュレーターを使う

エアコンを使うと、場所によって温度のムラが発生してしまいます。

冷気は下に溜まりやすい性質があるため、サーキュレーターや扇風機を使い部屋全体に循環させましょう。

扇風機なら直接風を当てると体感温度も下がり、エアコンの設定温度を高めに保てます。

これによりエアコンの運転時間を短縮でき、電気代節約にもつながります。

風の流れを意識して設置位置を工夫してみましょう!

遮熱・断熱対策の強化する

直射日光が当たる部屋なら、冷房をつけても効果が実感しづらいこともあるでしょう。

窓からの日射熱を遮るために、遮光カーテンやブラインドを活用しましょう。

特に西日が強い時間帯には厚手の遮光カーテンがおすすめです。

また、窓ガラスに断熱フィルムを貼るのも効果的で、手軽に導入できます。

冷気を逃げにくくすることで、エアコンの負担を減らし、節電対策にもなります!

定期的な換気と冷気循環

密閉した室内は湿気がこもりやすく、冷えにくく感じることがあります。

短時間でも窓を開けて換気し、湿気と熱気を追い出しましょう。その後すぐにエアコンを再運転すれば、内部の結露も防げて効率的です。

締め切りの部屋は汚れや臭いなどもこもってしまうため、換気は大切です。

定期的なエアコンクリーニングを依頼する

フィルターやエアコン内部のゴミは、冷房の効き目を落とすため、定期的なクリーニングは必須です。

フィルター掃除なら2週間に1回ほど、エアコンクリーニングなら1年に1回程度が目安となります。

フィルター掃除は自力でも可能ですが、内部の掃除はプロに依頼する方がメリットは大きいです。

素人が下手に内部掃除を行うと故障・火災などのリスクも!

冷房が効かない場合の専門業者の利用タイミング

エアコンを点検する作業着の男性

冷房の効きが弱い場合、「どのくらいでメーカー・業者にしようか?」と悩んでしまいます。

そこで最後に、専門業者に依頼すべきタイミングを4つご紹介していきます。

【業者を利用すべきタイミング】
  • 自分で対処しても改善しない場合  
  • 室外機の異音や異常が見られる場合  
  • 冷媒ガスが不足していると考えられる場合  
  • 購入から5年以上経ち、一度も点検を行っていない場合

一般的にエアコンの寿命は10年ほどとされています。

しかし、定期的なフィルター掃除やクリーニングといったものを怠ることで、エアコンの故障や寿命を短くしてしまう可能性もあります。

また、プロにエアコンクリーニングを依頼する際には『お掃除機能付きエアコンか?』『購入から10年以上経っていないか?』などをチェックする必要もあります。

エアコンは構造の複雑さや故障のリスクなどから、業者側に断られてしまうことも!

効果を保つなら!エアコンクリーニングの必要性

エアコンクリーニングの節電効果をイメージさせる画像

フィルター掃除だけでは取り切れない内部の汚れは、プロのエアコンクリーニングでなければ除去できません。

汚れやカビを放置すると冷房効率の低下するだけでなく、カビ臭さやアレルギーなどの原因になり、日常生活にも悪影響を与えてしまいます。

プロに頼むメリット

クリーニング業者は、専用の高圧洗浄機や薬剤を使い、風を送るファンや熱交換器の奥まで徹底洗浄してくれます。

カビやホコリを完全に除去することで、冷房効率の低下を防げます。

さらに防カビ・抗菌コートを追加すれば、その後の汚れ付着も抑えられるでしょう。

業者選びのポイント

クリーニング業者を選ぶ際は、料金だけでなく、スタッフの対応や保証内容も確認しましょう。

口コミや実績が豊富な業者は、トラブル時の対応にも信頼がおけます。

見積もり時には、作業内容が明確に書かれているかをチェックし、追加料金が発生しないか事前に確認すると安心です。

口コミ・評判を確認する際は、自分の依頼する地域の店舗のレビューをチェックする!

買い替え時などに!エアコンの処分方法

お客さんに説明する作業着姿の男性

エアコンを購入してから8〜10年経っている場合は、買い替えを検討する必要もあるかもしれません。

その際には、古いエアコンの適切な処分方法を知っておかないと手間や費用が余計にかかってしまいます。

メーカーや自治体の制度を活用して、スムーズに手放す方法を解説していきます。

【エアコン処分方法の一例】
  • リサイクル家電回収の利用
  • 購入先での下取りサービス
  • 不用品回収業者の活用
  • 部品取りやネット譲渡の検討

リサイクル家電回収の利用

エアコンは家電リサイクル法の対象品目なので、指定の方法で処分する必要があります。

購入店や家電量販店、自治体窓口で申し込むと、回収〜リサイクルまで一括で対応してくれます。

リサイクル料金と収集運搬費用がかかりますが、手間を省けるのが魅力です。

購入先での下取りサービス

新しいエアコンを購入する際、旧機種の下取りを頼めるケースもあります。

下取り料金がそのままリサイクル料を兼ねる場合もあり、手続きが非常に簡単です。

設置工事と同時に旧機種を引き取ってもらえるため、自分で運搬する手間も省けます。

見積もり時に下取りの有無や金額をしっかり確認しておきましょう!

不用品回収業者の活用

自治体回収が難しい場合や緊急で処分したい場合は、不用品回収業者を利用する手もあります。

即日対応する業者も多く、電話一本で引き取りに来てもらえます。

ただし、料金体系や信頼性にばらつきがあるため、事前に口コミや許可番号をチェックすることが大切です。

取り外しなどを自分で行う必要もあるので注意が必要です!

部品取りやネット譲渡の検討

まだ使用可能な部品が残っている場合は、自分で部品を取りして再利用する方法もあります。

ファンモーターやリモコンなど、一部パーツだけでも交換部品として価値があり場合も。

ネットオークションや譲渡サイトで必要としている人に販売・譲渡すると、廃棄費用を抑えられます。

冷房が効かないことについて:まとめ

この記事では、冷房が効かなくなる原因と解決方法、冷房効率を上げる工夫などについて詳しく解説してきました。

冷房が効かない原因は、エアコン本体の問題から室内環境の影響まで様々です。

フィルターの掃除や室外機の周囲を整えるなど、自分でも簡単にできる対策から始めましょう。

また、冷媒不足や部品の故障など、専門的な問題が疑われる場合には、専門業者に相談することが最善の解決策です。

さらに、冷房効率を向上させるために断熱対策やサーキュレーターの併用などの工夫を取り入れることで、より快適な空間を実現することができます。

自力+プロによる定期的なメンテナンスを行いながら、快適な夏を過ごす準備を整えましょう!

KAJITAKU
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