- エアコンに暖房時の風向き
- 暖房効果を最大限に引き出すポイント
- 暖房時の乾燥対策の必要性
エアコンの暖房をつけているのに「なんか寒い、、、」と感じている方も多いのではないでしょうか。
外の寒さから室内を快適にしてくれる暖房機能ですが、ちょっとした工夫で部屋をさらに効率的に暖めることができます。
この記事では、暖房時のエアコンの風向きから、暖房効果を引き出すポイント、乾燥時の対策などについて詳しく解説していきます。
ちょっとした工夫で部屋の温度の均等になり、快適な空間を実現できるようになるので、ぜひ最後までチェックしてください。
エアコンの暖房時の風向きは下に設定する

【冷気は下に・暖気は上に】集まる特性があります。
そのため、部屋を均等に暖かくしたい場合には、下に向けて暖房をつけるのがベストです。
もし暖房の風向を上にしてしまえば、暖気は上に止まってしまうため、部屋全体が温まることはありません。
天井ばかり暖めても人のいる下の方は暖まらず、無駄に設定温度を上げることになり電気代も高くなってしまいます。
冬に体が冷えることは、代謝が滞り健康面にマイナスのため、なるべく早く室内を暖めることが重要です。

つけ始めは風量強か自動がおすすめです!
エアコンの暖房効果を最大限に引き出す6つのポイント


「エアコンの風向を下向きにする」以外にも、暖房効果を高めるポイントはあります。
「風向き」にプラスで下の方法を試すことで、さらなる暖房効率も高くなっていくでしょう。
- 左右の風向設定もうまく使う
- フィルター掃除を定期的にする
- 冷気の侵入を少なくする
- サーキュレーターなどを併用する
- 加湿器も使うと体感温度が上がる
- 室外機周りも整理する
左右の風向設定もうまく使う
風向は上下だけでなく、左右の設定も重要です。
人がよくいるエリアに風向を合わせることで、周辺をスピーディーに暖めることができます。
ただ、エアコンの風を直接肌に当て続けることで、肌の乾燥や喉の痛みなどを感じることもあります。
フィルター掃除を定期的にする
フィルター掃除は定期的に行うのが良いでしょう。
フィルター内にゴミが溜まっていると、室内に風が届きにくくなってしまいます。
設定温度になるまでの時間がかかることで、エアコンもよりパワーが必要になり、電気代の増加のリスクも増します。



2週間に1度くらいのペースでフィルター掃除を行うのも節電対策に!
冷気の侵入を少なくする
暖房の風向きでは効率よくエアコンを使えていても、冷気が室内に入ってくる状況なら温度のムラもできてしまうでしょう。
部屋のドアやカーテンをきちんと閉めることも暖房効率を上げる方法の一つです。
サーキュレーターなどを併用する
サーキュレーターなどを併用することで、天井付近の暖かい空気を循環させられます。
暖房時のサーキュレーターの使い方は2通りあります。
- エアコンの対角線上にサーキュレーターを置き、エアコンの吹き出し口に向けて風を出す
- エアコンの真下にサーキュレーターを置き、上向きで風を送る



どちらの方法でも問題ないため、部屋の状況にあった方を選びましょう!
加湿器も使うと体感温度が上がる
日本の冬は乾燥状態も強いです。
加湿器を使い、湿度を上げることで体感温度を上げることができます。
加湿器以外にも、洗濯物の部屋干しや霧吹きなどの方法もあります。
室内の湿度対策は後ほど詳しくご紹介します。
室外機周りも整理する
室外機周辺を整理することも、暖房効率を上げるポイントの一つです。
室外機周辺にものやゴミなどがあると、エアコンの機能を落としてしまうことがあります。
- ゴミや植木鉢を置かない
- 雑草を抜く
- 室外機の表面を掃除する
などを行うことで、暖房時だけでなく冷房時の際のエアコン効率もアップさせられます。



電気代は冷房時より暖房時の方がかかるため、効率よく使うことが節電の秘訣にもなります!
エアコンの年数が経っているなら買い替えもあり!


同じエアコンを長年使っている場合は、買い替えを検討するのもありです。
一般的に「エアコンの寿命は10年ほど」とされています。
- 10年を超えることで修理の際の部品がなくなる
- 経年劣化でエアコン自体の性能も落ちる
- エアコンクリーニングを断られる
10年以上使っているエアコンにはデメリットも多いです。
また、最新機種の方が省エネ効果があり、節電できる設計になっています。



異音や異臭、効きが悪いなどの不安な状況がある場合は、買い替えも検討してみましょう!
暖房時には乾燥対策も重要


暖房をつける際は、部屋の乾燥も心配です。
特に風向を下向きにしている時は、肌や喉の乾燥状態がひどくなることもあります。
長時間の乾燥状態は、喉の痛みや免疫力の低下などを招く可能性も出てきます。
最後に加湿器以外の暖房時の乾燥対策をご紹介していきます。
- 洗濯物の部屋干し
- カーテンなどに霧吹きをする
- 水・お湯を室内に置く
洗濯物の部屋干し
洗濯物の部屋干しは誰でもできる乾燥対策の一つです。
濡れた洗濯物を干すことで水分が蒸発し、室内の乾燥状態を和らげられます。
とはいえ、一気に乾かないほどの大量の洗濯物を干せばカビやダニが増殖する元になります。



「加湿器+洗濯物」などの極端ものは避けるのがベストです!
カーテンなどに霧吹きをする
洗濯物の部屋干しに抵抗がある方は、カーテンなどの布類に霧吹きをするだけでも室内の乾燥状態は違います。
もちろん、霧吹きだとしてもやりすぎてしまうと、カビやダニの発生・増殖の原因になってしまうので注意が必要です。
水・お湯を室内に置く
部屋に水やお湯を置いておくことで、水分が蒸発して湿度を上げることができます。
効果を高めたいなら、やかんや鍋などでお湯を沸かすことで水蒸気が室内により広まりやすくなります。



加湿器がなくても、乾燥対策は行えます!
暖房時のエアコンの風向きについて:まとめ
この記事では、暖房時のベストなエアコンの風向きから、暖房効果を引き出すポイント、乾燥時の対策などについて詳しく解説してきました。
暖房時のエアコンの風向きは、下向きにするのがおすすめです。
下向きにセットすることで暖かい空気は自然に上昇するため、室内を素早く均一に暖めることができます。
また、風向き以外にも、フィルター掃除やサーキュレーターの併用などを行うことで、より効果的に暖房効果を得られるようになります。
日頃からのメンテナンスと環境の最適化により、暖房効果を最大限に引き出し、寒い季節でも快適な室内環境を維持するための工夫を行いましょう!
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