エアコンクリーニングを依頼する際、「どの業者を選べば良いのか?」に迷うこともあるでしょう。
プロに依頼するなら、クリーニング料金だけでなく技術力やサービスの質も重要になってきます。
この記事では、エアコンクリーニング業者へ依頼するメリットから、選び方のポイント、よくある失敗パターンなどについて詳しく解説していきます。
エアコンクリーニングをプロの業者に依頼するメリット
壁掛けのお掃除機能なしのエアコンでさえ、1万円ほどの料金はかかるエアコンクリーニング。
その費用を出してでもプロの業者に依頼するメリットは次の2つです。
故障・失敗のリスクが低い
フィルターの掃除程度なら誰がやっても失敗はしないでしょう。
しかし、エアコン内部の清掃となると、本体を分解し掃除する必要があります。
自分で分解し洗浄すれば故障などのリスクがありますが、知識や経験のあるプロの業者ならその危険は少ないです。
量販店などでエアコン用の洗浄スプレーも売っていますが、間違って電気の通る部分にかけてしまえば、故障や火災の危険もゼロではありません。
道具を揃えなくても良い
自分でエアコン掃除をするためには、ブラシや洗浄スプレー、養生シートなどが必須になります。
しかし、プロに頼むであれば道具を用意する手間もかからず、きちんと綺麗にしてくれます。
慣れない素人がやれば動きに無駄も多く時間ばかりかかってしまいます。
その点、プロへの依頼ならあなたの時間も有効的に使えます!
エアコンクリーニング業者の選び方5つのポイント
エアコンクリーニングを業者に依頼する際に失敗しないためには、次のようなポイントに気をつけましょう。
ポイント1:会社情報や補償・アフターサービスの有無
エアコンクリーニングを行ってもらう場合は、必ず自宅に招くことになります。
そのため、会社の所在地や電話番号、問い合わせ先などがきちんと記載されているかチェックしましょう。
また、エアコンクリーニングでは故障や破損のリスクもゼロではありません。
ですので『賠償責任保険の加入をしているかどうか?』も重要です。
大手では、「再施工や一定期間の保証を付けている」ところもあるので、そのようなサービスを提供しているか確認すると良いでしょう!
ポイント2:相場も確認する
エアコンクリーニングには一定の相場があります。
クリーニング会社 | マッチングサイト | |
---|---|---|
壁掛け(お掃除機能なし) | 9,980〜15,400円ほど | 7,000〜9,000円ほど |
壁掛け(お掃除機能付き) | 18,700〜26,400円ほど | 13,000〜17,000円ほど |
天井埋め込み | 20,900〜38,500円ほど | 17,000〜30,000円ほど |
地域によって若干の違いもありますが、こうした相場を大きく下回る・上回る業者には注意が必要です。
依頼前に、ネットやメールなどで見積もりを出してもらうと、当日も安心して任せられます!
ポイント3:技術力や接客対応
エアコンクリーニングは本体の細かい部分の分解もあるため、技術力を問われる作業といえます。
そのため、業者の施工実績やスタッフの研修制度も確認しておく必要もあるでしょう。
公式サイトやSNSなどを確認すれば、「〇〇万件の実績」「自社で研修を行いテストに合格した者しか作業をしない」といったことが書かれています。
ポイント4:細かい条件部分の確認
クリーニング業者に細かい条件が必要な方も多いです。
例えば、「女性の独身の方なら女性スタッフに来てほしい」「土日に作業をしてほしい」などです。
こうした細かい部分は業者や店舗によって違いがあるので、予約時の確認や問い合わせを行うのがおすすめです!
ポイント5:口コミや評判を確認する
インターネットで業者の口コミや評判を確認しましょう。
実際に利用した人の声を参考にすることで、その業者の信頼性やサービスの質が分かります。
口コミサイトやSNS、レビューサイトを活用するのもありです。
ただ、地域や担当スタッフによって評判が違うこともあるので注意しましょう!
エアコンクリーニング業者選びを失敗してしまったパターン
「安い!」だけの理由からクリーニング業者を選んでしまうと、失敗してしまうケースがあります。
そこで次に、業者選びに失敗してしまったパターンを4つご紹介していきます。
エアコンから出る風が臭いまま
エアコンから出てくる匂いが変わらないなら、それは内部のホコリやカビがきちんと取りきれていない可能性が高いです。
臭いが気になっている場合には、そのことをきちんと業者にも伝え、作業完了のチェック時にもしっかり確認しましょう。
業者によっては再施工が依頼できることも多いです!
汚れが落ちていない
エアコンクリーニングをしてもらったのに、フィンや内部に汚れが残っているなら業者選びの失敗かもしれません。
この場合も作業完了時のチェック時にきちんと確認し、汚れ残りを発見したらその場で業者に伝えるのがベストです。
予想外の追加料金を取られた
安さだけで業者を決めると、思いがけない追加料金を取られることもあります。
安さが売りの業者では”あらゆる部分がオプション対応になっている”ケースもあります。
「基本料金・どこまでがその範囲内なのか?」「オプションサービスはどこからなのか?」は依頼前にきちんと確認しておきましょう!
接客対応が良くない
「雑談が多い」「ミスをしたのに謝罪がない」など、担当スタッフの接客対応に問題があることもあるでしょう。
また同じ会社内・店舗内でも担当するスタッフによって、対応の違いが出るケースもあります。
エアコンクリーニングのベストな時期
「エアコンクリーニングを依頼するのは1年に1回が良い」とされていますが、ベストな時期は人や家庭の状況によっても違ってくるでしょう。
ですが、基本的には【4月前後・9〜10月】くらいがおすすめです。
この時期はエアコンクリーニング業者の閑散期にあたるので、「割引される」「予約が取りやすい」などのメリットがあります。
反対に【梅雨や夏・年末】は繁忙期になるので、できる限り避けた方が良いでしょう!
エアコンクリーニングを業者に依頼する場合の流れ
エアコンクリーニングを業者に依頼する場合は、次のような流れで進んでいきます。
まずは問題なく動くかを確認していきます。
洗浄を行うためにエアコンを分解しておきます。
洗浄時に周りに汚れが付着しないよう、養生を行います。
お掃除機能付きエアコンの場合、構造が複雑なため養生箇所も増えます。
洗剤や高圧洗浄機を使い、エアコン内部のカビや汚れを洗浄していきます。
取り外した部品を手洗いなどで綺麗にしていきます。
お掃除機能付きエアコンの場合、水をかけられない部品もあるため、ホコリを除去します。
洗浄した部品をエアコンに戻していきます。
作業が完了したら、業者の方と一緒に確認を行っていきます。
業者や汚れ具合、エアコンの機種によって違いますが、大体2〜3時間ほどの作業時間がかかります。
チェック後に問題がなければ、料金の支払いをしてエアコンクリーニングが完了です。
エアコンは日頃のメンテナンスも大切!
プロにエアコン掃除を行ってもらっても、それだけでは年1回のクリーニングでは間に合わないケースも多いです。
そのため、ご自身でもフィルター掃除や冷房後の送風運転、こまめな換気といった日頃のメンテナンスをしておくことも重要です。
お掃除機能付きのエアコンの場合なら、ダストボックスの掃除も忘れないようにしましょう!
エアコンクリーニング業者の選び方について:まとめ
この記事では、エアコンクリーニング業者へ依頼するメリットから、選び方のポイント、よくある失敗パターンなどについて詳しく解説してきました。
エアコンクリーニング業者を選ぶ際は、会社情報や補償面、口コミなどを確認することが大切です。
また、技術や資格、実績にも注目して信頼できる業者を選びましょう。
安さだけにとらわれず、総合的に判断してベストなクリーニング業者を見つけることがポイントです!
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