- クリーニング後に水漏れが発生する原因
- クリーニング後に水漏れが発生した後の対処法
- クリーニング後の水漏れを防ぐ対策
せっかくプロの業者にエアコンクリーニングを依頼しても、行った後に”水漏れ”が発生することがあります。
通常、クリーニングによってエアコンの性能が向上し問題が解消されるはずですが、「なぜか水漏れが発生するケース」は少なくありません。
この記事では、エアコンクリーニング後の水漏れが発生する原因から、その時の対処法、水漏れを防ぐ対策について詳しくご解説していきます。
私は、【エアコン清掃club】を運営する滝沢というものです。ハウスクリーニング業者で約5年ほど従事した経験をもとに記事を書いています!
エアコンクリーニング後に水漏れが発生する原因7選

エアコンクリーニング後に発生する水漏れは、内部の汚れ除去作業や洗浄方法が原因で起こる場合があります。
ここでは、まず水漏れの原因で考えられるものをご紹介していきます。
主な要因を正しく理解することで、対策が立てやすくなります。
- ドレンホースの詰まり
- クリーニング中の水の残留
- ドレンパンの損傷
- 配管や接続部の緩み
- フィルターや内部の汚れの残存
- クリーニング後にすぐに電源を切った
- エアコンが傾いた
ドレンホースの詰まり
エアコンから発生した水は、ドレンホースを通して外に排出されます。
しかし、クリーニング後にホースに汚れや異物が詰まっている場合、水が正常に排出されず、室内機から水漏れが発生することがあります。

クリーニング中にホースが完全に掃除されていないと、この問題が起きやすいです!
クリーニング中の水の残留
エアコンクリーニングでは、内部を高圧洗浄することが一般的です。
この際、「内部に水が残ってしまうこと」があり、その水がエアコンの運転後に漏れ出すことがあります。
特にクリーニング後すぐにエアコンを使用した場合、水が内部に溜まっていることが原因で水漏れが発生することもあります。
ドレンパンの損傷
エアコンのドレンパン(排水を受けるトレイ)が損傷している場合、クリーニング時の強い水圧や扱いが原因で漏れが発生することがあります。
長期間の使用や経年劣化により、ドレンパンがひび割れたり破損していると、水が漏れやすくなります。
配管や接続部の緩み
クリーニング作業中に配管や接続部が緩むこともあります。
このような場合、エアコンの排水管の接続部分から水が漏れるケースがあります。
フィルターや内部の汚れの残存
洗浄作業で汚れが完全に除去されない場合、内部に水分がたまりやすくなることがあります。
特にカビやホコリが残っていると、排水がうまく行われずホースがつまり、水漏れを引き起こす原因になります。
クリーニング後にすぐに電源を切った
エアコンクリーニングをすると、内部が結露しやすくなります。
そのためクリーニング後にすぐに電源を切ってしまうと、吹出し口から水が落ちてくることあります。



エアコンクリーニング後の1時間ほどは、稼働して空気を循環させるのがおすすめです!
エアコンが傾いた
エアコンクリーニングで本体が傾いたことが原因で水漏れが起きることもあります。
クリーニングにはさまざまな部品を外すため、業者側が意図せずにエアコンを傾かせてしまう可能性が考えられます。



依頼前に比べエアコンの傾きを感じる場合には、すぐに依頼した業者に連絡しましょう!
エアコンクリーニング後に水漏れが発生した場合の対処法


エアコンから急に水が出てくれば、驚いてしまう方がほとんどでしょう。
しかし、そんな時は慌てずに次の対処法を試してみるのがおすすめです。
- 電源を切り、コンセントを抜く
- 送風運転で内部を乾燥させてみる
- ドレンホースの詰まりを確認する
- 依頼した業者に連絡
電源を切り、コンセントを抜く
エアコンから水漏れしている場合は、まずは運転を停止しましょう。
水漏れがある状態で使い続けると、家具や壁、床などが濡れてしまいます。



たとえ慌てていたとしても、いきなりコンセントを抜くと感電する可能性もあるので停止後にしましょう!
送風運転で内部を乾燥させてみる
エアコンを止め水漏れも収まったら、送風運転でエアコンを動かしてみましょう。
1時間ほど運転してみると、内部の水が乾燥し水漏れが直る可能性があります。
ドレンホースの詰まりを確認する
自力で対処したい場合には、ドレンホースの詰まりをチェックしてみるのも良い方法です。
ホースの詰まりなら、出口付近を割り箸などを使い掃除するだけで解消させることもできます。
依頼した業者に連絡
エアコンクリーニング後に水漏れが発生した場合、クリーニングを担当した業者に連絡しましょう。
エアコンが壊れている場合でも、クリーニング作業が原因であれば無料で修理対応してくれる場合もあります。



「施工後3日以内」など再クリーニングに期限がある業者も多いので早めに対処して、エアコンの故障やさらなる水漏れ被害を防ぐことができます!
エアコンクリーニング後の水漏れを防ぐ対策


エアコンクリーニング後の水漏れの発生をある程度事前に防ぐ方法もあります。
どの対策を行っても「100%水漏れしない」とは言えませんが、できるだけ行うようにしましょう。
- 定期的なメンテナンスの実施
- ドレンホースの点検と清掃
- 専門業者への依頼の重要性
- 作業後の確認と対応策
- 適切な乾燥時間を確保
- ドレンパンや配管の修理・交換
定期的なメンテナンスの実施
エアコンのフィルターやドレンホースを定期的に清掃することで、内部の汚れの蓄積を防ぐことができ、正常な排水を維持できます。
フィルター掃除は2週に1回・内部クリーニングは1年に1回など、習慣化することが大切です。
ドレンホースの点検と清掃
クリーニング後に水漏れが発生しやすい原因の一つはドレンホースの詰まりです。
クリーニング時には必ずホース内を清掃し、詰まりがないか確認するようにしましょう。



「エアコンの運転中にホースから水がスムーズに流れているか?」を定期的に点検することも大切になってきます!
専門業者への依頼の重要性
初めてエアコンクリーニングを依頼する方は、信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。
事前に口コミや評判をチェックし、安心して依頼できる業者を選ぶことがトラブル防止につながっていきます。
作業後の確認と対応策
クリーニング後は必ずエアコンの動作確認を行い、「異常がないか?」をチェックしましょう。
万一、水漏れが発生した場合は、早期に業者に連絡し、迅速な対応を求めることが大切です。



多くのクリーニング業者では、作業前後に稼働チェックがあります!
適切な乾燥時間を確保
クリーニング後は、エアコン内部に水分が残ることがあるため、エアコンを使用する前に十分な乾燥時間を設けることのがおすすめです。
送風モードでしばらく運転することで、内部の湿気を飛ばし、水漏れを防ぐことができます。
ドレンパンや配管の修理・交換
もしドレンパンや配管に損傷が見られた場合、業者に修理や交換を依頼することが必要です。
特に古いエアコンの場合、経年劣化による破損が水漏れの原因となることが多いので、プロにチェックしてもらうと良いでしょう。
エアコンクリーニングを安心して依頼するためのアドバイス


エアコンクリーニング後の水漏れを防ぐためには、事前の情報収集やきちんとした業者選びが重要です。
実際に依頼前に作業内容や保証内容を十分に確認しておくことが、後々のトラブルを防ぐ鍵となります。
エアコンクリーニングサービスには多くの業者が存在しています。
各業者のサービス内容、料金、保証範囲を比較検討し、自分に合ったものを選びましょう。
また、依頼する前には作業後の保証期間やアフターサポートについて詳しく確認しておくことも大切です。
万が一のトラブルの際に、迅速な対応が期待できる業者を選ぶことで安心感も高まります。
さらに実際に依頼した方の口コミや評判を参考にすることで、サービスの質やトラブル発生率について客観的な情報を得ることができます。



信頼性の高いサイトやレビューを参考にし、安心して依頼できる業者を見つけましょう!
エアコンクリーニング後の水漏れについて:まとめ


この記事では、エアコンクリーニング後の水漏れが発生する原因から、その時の対処法、水漏れを防ぐ対策について詳しくご紹介してきました。
エアコンクリーニング後の水漏れは、フィルターの汚れ残りやドレンホースの詰まり、作業不良など、さまざまな原因で発生します。
これらの原因を正しく理解し、定期的なメンテナンスや信頼できる業者を選ぶことがトラブル防止の鍵となります。
また、事前の情報収集と保証内容の確認を徹底することで、初めてエアコンクリーニングを依頼する場合でも安心してサービスを利用できるようになります。
まずは慌てずにこれらの原因に対処し、定期的な点検やメンテナンスを行うことで、水漏れを未然に防ぐことができます!
コメント