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エアコンに潜むダニの真実と安心してクリーニングを依頼するための完全ガイド!

エアコン内のダニについて書いた記事のアイキャッチ画像
★この記事でわかること!
  • エアコン内にダニがいる理由
  • エアコン内にダニがいる悪影響
  • エアコン内のダニへの対処法
  • ダニの発生しづらい環境を作る対策

「エアコンから異臭がする」「なんだか咳が出る…。」

それはもしかすると、エアコン内部に繁殖したダニが原因かもしれません。

エアコン内部のダニを放置することで、アレルギーなどの健康被害につながる恐れもあります。

そこでこの記事では、エアコン内にカビがいる理由から人体への悪影響、ダニへの対処法などについて詳しく解説していきます。

初めてエアコンクリーニングを検討している方でも、安心して一歩を踏み出せる内容になっています。

私は、【エアコン清掃club】を運営する滝沢というものです。ハウスクリーニング業者で約5年ほど従事した経験をもとに記事を書いています!

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おそうじ革命

エアコン内にダニがいる・発生する理由

稼働している古いエアコン

快適な室内空間には欠かせないエアコンですが、内部にはダニが潜んでいる可能性もあります。

エアコン内部はダニにとって快適な環境が整いやすく、目に見えないうちに繁殖が進んでしまいます。

特に日本の梅雨や夏の高温多湿な気候では、エアコン内部に結露が発生しやすく、それがダニの繁殖を後押しする原因にもなっています。

ダニが好む温度・湿度条件

ダニは【室温20〜30℃、湿度60〜80%】という環境で活発に繁殖します。

エアコンが稼働すると内部で結露が生じ、その水分が残ることで湿度が高く保たれます。

また、【冷房停止後に内部が乾燥→再結露】を繰り返すことで、ダニにとって都合のよい環境が常に維持されてしまうのです。

カビとホコリが作る温床

エアコンは、吸気口から室内のほこりや皮脂汚れなどのダニのエサとなるものを取り込んでしまいます。

ほこりとカビが共存することで、ダニが居つく「温床」が完成してしまいます。

放置すればするほど、繁殖のスピードは加速します!

室内環境の影響

換気不足で室内の湿気がこもると、エアコン内部にも湿気がたまりやすくなります。

さらに、空気の循環が悪いとほこりや皮脂汚れがエアコンに吸い込まれやすくなり、これがダニのエサとなることで繁殖がさらに進みます。

室内環境がエアコン内部に直結しているのです。

「エアコンからカビ臭がする」という場合は、カビもいる可能性が高いです!

エアコン内のダニが人体に及ぼす悪影響

腕を掻きむしる中年男性

エアコン内のダニを見過ごすと、肌トラブルやアレルギー症状を引き起こすほか、冷暖房効率の低下にもつながります。

健康面だけでなく、光熱費にも影響が出るため、早めの対策が不可欠です。

ここでは、具体的なリスクを確認していきましょう。

【ダニが人体に及ぼす悪影響】
  • 健康被害
  • 冷暖房効率の低下
  • 悪臭・不快感の増加
  • 光熱費も増加する
  • 本体への負担・寿命を短くする原因にも

健康被害(アレルギー・肌トラブル)

エアコン内部にダニがいれば、死がいやフンに含まれるアレルゲンが空気中に拡散されます。

くしゃみや鼻水、喘息といった呼吸器症状を引き起こす原因になります。

特に敏感肌の方は肌荒れや湿疹に悩まされやすく、日常生活の質が著しく低下してしまいます。

小さなお子さんや高齢者など、免疫力が低い方は重症化するケースもあり、放置は大変危険です。

今は問題なくても、ダニの影響でアレルギーを引き起こすトリガーになることも!

冷暖房効率の低下

エアコン内部に溜まったダニやホコリは、フィルターや熱交換フィンにこびりつき空気の流れを妨げます。

これにより設定温度になるまでに必要な時間が延び、エネルギー消費量が増加します。

冷暖房効率が下がると電気代がかさむだけでなく、エアコン自体にかかる負荷が増し、寿命の短縮につながることもあります。

悪臭・不快感の増加

エアコンを運転したときに感じるツンとした嫌なニオイは、ダニやカビの排出物や分解臭が原因です。

これらの臭い成分は有機化合物として空気中に広がり、部屋全体に充満する危険性も。

たとえ見た目にはわからなくても、「内部でダニが繁殖しているサイン」として見逃すべきではありません。

光熱費も増加する

目に見えないダニの存在が、家計にも悪影響を及ぼします。

効率が落ちたエアコンは必要以上に稼働し続けるため、年間を通じて数千円から1万円以上の電気代の増加が見込まれるケースもあります。

少しの汚れが積もり積もって無駄な出費につながってしまいます。

定期的なメンテナンスを心がけることが大切です!

エアコン本体への負担・寿命を短くする原因にも

ダニやカビ、ホコリの蓄積は、エアコンの内部構造に思わぬダメージを与えることがあります。

ファンやモーターなど可動部に異常が出ると、高額な修理費用が発生することも。

最悪の場合、買い替えが必要になることもあるため、長持ちさせるためには定期的な清掃が不可欠です。

電気代なら数千円程度ですが、買い替えなら安くても4万円以上はかかります!

エアコン内部のダニへの5つの対処法

エアコンから取り出される汚れたフィルター

エアコン内のダニを放置しておくのは悪影響ばかりのため、きちんとした対処が必須です。

自分でできる簡単なケアから、より確実なプロのクリーニングまで、段階的に実践できる方法をまとめました。

無理なく続けられる対策から取り組んで、ダニの発生を抑えましょう。

【エアコン内のダニへの対処法】
  • フィルターの掃除をする
  • 吹き出し口の掃除をする
  • 使用前の部屋の換気
  • サーキュレーターや除湿機の併用
  • クリーニング業者に依頼する

フィルターの掃除をする

まずはエアコンのフィルターを2週に1回程度の頻度で取り外し、水洗いして乾燥させることが基本です。

エアコン内で一番ホコリが溜まりやすいのはフィルターです。フィルターが目詰まりすると空気の流れが悪くなり、ダニの温床になりやすくなります。

ダニが発生していたとしても、フィルター掃除をすれば本体や死骸、フンを洗い流せます。

まずは表面を掃除機で吸い取り、水洗いをするのが効果的です。

エアコン内部に戻す際には完全に乾かした状態で行うことが大事です。

パネル部分の拭き掃除も忘れずに行うことで、清潔な状態を保つことができます!

フィルター掃除の際にはマスクの着用も必須です。

吹き出し口の掃除をする

エアコンの吹き出し口は、汚れが溜まりやすい場所でありながら、見落としがちです。

エアコンのコンセントは外し、吹き出し口を除菌シートなどで拭き取ります。

エアコンは精密機器のため、内部清掃は基本的に行わないのがベストです!

エアコン使用前の部屋の換気

エアコンの使用頻度が高い時期でも、定期的に窓を開けて換気を行うことが重要です。

室内にホコリがあれば、それがエアコン内に吸い込まれてしまいます。

換気し、室内の湿度が減らせれば、ダニやホコリの撒き散らし対策にもなります。

特に梅雨時期や夏場は湿度が上がりやすく、ダニの活動が活発になるため注意が必要です。

換気扇の活用、湿度計での管理も有効です!

サーキュレーターや除湿機の併用

エアコン使用後に発生する結露は、ダニやカビが繁殖する原因になります。

サーキュレーターで送風したり、除湿機を使って室内の湿度を40〜60%に保つことで、ダニが好む環境を作らないようにする工夫が必要です。

日常的にできる湿度管理が、予防の第一歩となります。

クリーニング業者に依頼する

エアコンを内部まできれいにしたいなら、プロのクリーニング業者への依頼が一番です。

手が届かない内部の汚れやダニをしっかり取り除くには、専門業者によるクリーニングが最も効果的です。

フィルター掃除や吹き出し口などの部分的な掃除では、どうしても内部にいるダニには効果がありません。

プロなら高圧洗浄や分解洗浄により、フィンやドレンパンまで徹底的に掃除してくれます。

量販店のエアコン用の洗浄スプレーは、故障や不具合などの原因になるので注意が必要!

エアコン内にダニが発生させるづらい環境にする対策

エアコン内部を高圧洗浄する様子

エアコン内のダニの発生を完全に防ぐことは難しいです。

ですが、次の4つのような対策を行うことで、増殖を抑えることは可能になります。

【ダニの発生しづらい環境への対策】
  • 日常的なエアコンのメンテナンス
  • エアコン内部の乾燥
  • 他の機器と併用するも効果的
  • 定期的なエアコンクリーニング

日常的なエアコンのメンテナンス

ダニへの対処法でもご紹介しましたが、普段からエアコンのメンテナンスを行っていくことは非常に大切です。

特にフィルター掃除は重要です。

2週間に1度程度はフィルター掃除を行うのがベストです。

小さいお子さんや高齢者、ペットなどと共に暮らしているご家庭なら、スパンを短くするのもあり!

エアコン内部の乾燥

エアコン内部の乾燥させることもダニ予防で必要です。

梅雨や夏といった湿気の多い時期や冷房・除湿の運転は、エアコン内に湿度と溜まらせる原因になります。

湿度が多ければ、それだけでダニにも快適な環境になってしまいます。

冷房除湿の使用後は1〜2時間ほど、送風運転を行うことでエアコン内部を乾燥させることができます。

ダニ対策は、同時にカビへの対策にもなります!

他の機器と併用するも効果的

エアコンを使用する際、同時に空気清浄機を使うことで室内の空気をきれいにできます。

室内の空気がきれいなら、エアコン内に取り込まれるホコリやチリも減らせます。

定期的なエアコンクリーニング

ダニへの対策として一番効果があるのが、定期的なエアコンクリーニングです。

プロの業者に依頼すれば、エアコンを分解して内部まできれいにしてくれます。

ダニやカビ対策だけでなく、電気代の節約やエアコンの寿命を延ばすなどのメリットもあります。

少なくても年1回はエアコンクリーニングを依頼できるのがベストです!

エアコンクリーニングを安心して依頼するポイント

エアコンクリーニングをする作業着姿の男性

初めてクリーニング業者を利用する方でも不安なく選べるよう、業者選定から作業当日の流れまでを解説していきます。

トラブルを避けるためのチェック項目をしっかり押さえましょう。

信頼できる業者の見極め方

信頼性のある業者を選ぶには、口コミや評判をチェックすることが大切です。

作業写真の掲載や事前の見積もりの提示がある業者は、透明性が高く安心できます。

また、エアコンクリーニング技能士などの資格保有の有無も判断材料になります。

全国展開している業者は、依頼する店舗や担当者によって評判が違うことも!

料金相場とプラン比較

壁掛けタイプのエアコンであれば、1台あたり約8,000〜15,000円が相場とされています(機能によっては違いあり)。

抗菌・防カビコートや室外機洗浄などの追加オプションがある場合は、事前に費用を確認しておくことが重要です。

複数社のプランを比較し、納得のいく内容を選びましょう。

当日の流れと準備事項

作業当日は、作業スペースの確保や貴重品の移動を事前に行っておくとスムーズです。

1台あたりの作業時間は1.5〜2時間ほどが一般的で、立ち会いを通じて不安な点を直接相談することも可能です。

作業完了後は仕上がりを確認し、今後のメンテナンスのアドバイスを受けることも忘れずに行いましょう。

業者の作業中は、ずっと同じ部屋にいなければいけないわけではありません!

エアコンの中にいるダニについて:まとめ

この記事では、エアコン内部にカビがいる理由から人体への悪影響、ダニへの対処法などについて詳しく解説してきました。

エアコン内部のダニは見えにくい存在ですが、放置することで健康や生活に大きな影響を与える可能性があります。

ですが、適切な対策を取ることでそのリスクを大幅に減らすこともできます。

定期的な掃除や専門業者によるクリーニング、湿度管理を徹底することで、ダニの繁殖を防ぎ、快適な生活空間を維持しましょう!

KAJITAKU
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