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エアコンの送風機能を最大限に活用!クリーニングで叶える快適な生活と安心のコツ!

エアコンの送風機能について書いた記事のアイキャッチ画像
★この記事でわかること!
  • エアコンの送風機能の仕組み
  • 送風機能を使うメリット
  • 送風機能を使う際の注意点

エアコンには冷房や暖房以外にも「送風」という機能が搭載されています。

この送風機能は、”空気が送られる機能”で、室内の温度を変えることはできません。

そのため、使用される頻度も少なく、具体的なメリットや活用方法を知らない方も多いです。

そこでこの記事では、エアコンの送風機能の説明や活用するメリット、使う際の注意点などについて詳しく解説していきます。

私は、【エアコン清掃club】を運営する滝沢というものです。ハウスクリーニング業者で約5年ほど従事した経験をもとに記事を書いています!

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おそうじ革命
目次

エアコンの送風機能って?仕組みや除湿との違い

稼働するエアコンとサーキュレーター

エアコンの送風機能は、冷暖房運転とは異なり、室内の空気を循環させるために使用される機能です。

この機能をうまく活用することで、快適な室温の維持や節電効果が期待できます。

送風機能について正しく理解し、日常の使い方に取り入れることで、エアコンの性能を最大限に引き出すことが可能になります。

送風機能の仕組み

送風機能は、部屋の温度や湿度を変えずに空気を循環させる機能です。

室内から空気をエアコン内に取り組み、そのまま室内へと送り出します。

エアコン内部のファンが回転するだけのため、室外機や熱交換器は動作しないため、電力もそれほど必要ありません。

送風機能は次のような使い方が存在しています。

【送風機能の使い方】
  • 空気の循環
  • 部屋の環境
  • エアコン内部の乾燥  など

カビ防止や電気代の節約などのメリットがあります。

扇風機やサーキュレーターをイメージするとわかりやすいです!

送風機能が重要な理由

エアコンを使っていると、壁際や天井付近などに温度の偏りが生まれることがあります。

その点、送風機能を活用すれば、これらの温度ムラを解消しやすくなり、冷暖房の効果を効率よく感じられるようになります。

また、部屋全体の空気を動かすことで、結露やカビの発生リスクを下げることにもつながります。

冷房・除湿・暖房との違い

送風は「ただ風を出す機能」ともいえます。そのため、取り込んだ空気を使い温度調整をする冷暖房とは、全く違います。

一方で除湿は、取り込んだ空気を冷やし水分を取り除き、湿度を下げる機能です。

冷暖房・除湿は熱交換器や室外機を使用するため、送風に比べ使う電力も大きくなります。

それぞれの機能の特性を理解し、状況に合わせてうまく使っていきましょう!

エアコンの送風機能にかかる電気代

居間で稼働する新品のエアコン

送風運転とはいえ、エアコンを起動するなら気になるのが電気代です。

温度に関わらず、風を送り出す送風機能は、他の機能にくらべ電気代は少なくて済みます。

1時間あたり0.3円ほど

機種によっても違いますが、送風機能の電気代は1時間あたり0.3円ほどとされています。

他の機器と比べると、扇風機とほぼ同じと考えるとわかりやすいかもしれません。

”風を送るだけ”という機能を考えれば、扇風機を同じくらいなのも納得できます。

冷暖房との比較

エアコンの送風機能は1時間あたり0.3円ほどとお伝えしました。これを冷暖房と比べると、冷房17円・暖房13円ほどになります(どちらも1時間あたり)。

この理由としては、冷暖房は熱交換器や室外機といった部分も動かすためです。

送風なら動かすのは内部ファンのみになります。

送風機能をうまく使うことが節約のポイントとも言えます!

エアコンの送風機能を活用するメリット

マグカップを片手に微笑む女性

送風機能は、風を送る機能ですが、単なる空気の循環にとどまらず、さまざまな恩恵をもたらします。

室内環境の改善やエネルギー効率の向上、健康面への配慮など、日常生活における快適性を高める効果が期待できます。

【送風機能を使うメリット】
  • 電気代の節電
  • 空気を循環させられる
  • 均一な室温の維持できる
  • 快適な室内環境と健康へもメリット増
  • 部屋の換気を効率的にできる
  • エアコン寿命の延長につながる

電気代の節電

温度ムラを解消し、設定温度を必要以上に上げ下げすることが減るため、エアコン自体の負荷が軽減されます。

その結果、消費電力を抑えることができ、光熱費の節約にもつながります。

長期的な視点で見ても、送風機能は省エネ効果を高める手段のひとつといえるでしょう。

夏なら【送風→冷房】という流れで使用するのがポイントです!

空気を循環させられる

扇風機やサーキュレーターと同じ作用があるエアコンの送風機能。

使用することで部屋の隅々まで空気を循環させ、快適な室内環境を保つことが可能です。

冷暖房を使用していても全ての場所が均等に設定温度になっているわけではありません。

冷たい空気や下へ、温かい空気は上に集まります。

送風機能を使用することで、こうした空気を混ぜることでき、体感温度を下げることができます。

「冷房をつけると寒い」「冷房をつけるほどじゃないけど暑い」などシーンで送風機能は活躍します!

均一な室温の維持する

送風機能によって空気が循環することで、設定した温度が室内全体に均等に保たれます。

「暑すぎる」「寒すぎる」といった不快感が軽減され、心地よい空間を長時間キープすることが可能になります。

温度の上げ下げが少なくなれば、電気代の節約にも一役かってくれます!

快適な室内環境と健康へもメリット増

エアコン内部にはホコリや水分があるため、カビが増殖するためには好都合な環境になっています。

特に夏場は空気に水分が多いので、冷房・除湿を使用すると結露水が溜まり、カビは増殖してしまいます。

その点、送風機能で湿気を分散させることで、結露やカビの発生を防ぎやすくなり、アレルギーや喘息などの健康リスクを軽減することにもつながります。

特に小さなお子様や高齢者のいる家庭では、清潔な空気環境の維持がとても重要です。

高機能エアコンには内部クリーン機能があり、これは送風と同じような効果。

冷房後の送風運転は、1〜2時間程度で大丈夫!フィルター掃除なども効果的です!

部屋の換気を効率的にできる

「部屋の臭いを換気したい」という際も、送風機能を使えば効率的です。

ただ窓を開けるより、送風運転を行い空気の流れが生まれれば、短時間で新鮮な空気へと入れ替えられます。

夏前や秋などの「冷房をつけるほど暑くない」という状況の際には、体感温度を下げる効果も期待できます。

外気がベストな温度なら、窓を開け送風運転を使うのがベストです!

エアコン寿命の延長につながる

送風機能をうまく活用することで、エアコン内部に過度な負担をかけずに運転できます。

その結果、内部部品の劣化を抑え、故障・修理リスクを減らすことができます。

定期的に送風モードを使うことで、エアコンの寿命を延ばすことにも貢献します。

簡単!エアコンの送風機能の使い方

エアコンのリモコンを操作する様子

エアコンの送風機能を使うメリットを知ったところで、次に簡単な使い方をご紹介していきます。

季節ごとの送風機能の活用方法

送風機能は季節に合わせた使い方をすることで、さらに利用価値も上がります。

【夏場】

冷房終了後に送風を利用し、室内の湿気を除去できる。

カビ対策にもなります。

【冬場】

暖房後の空気を循環させることで温度ムラを軽減。

近年は部屋の換気に気を使う方も多いので、その意味でも送風機能は強い味方に!

他の家電との組み合わせテクニック

扇風機やサーキュレーターと合わせて使うことで、さらに効率的に空気を循環させられます。

部屋の換気はもちろん、冷房をつけると寒いような状況の場合にも送風機能はおすすめです。

扇風機やサーキュレーターを出す手間も省けてお得。

エアコンに送風機能がない場合の対策

エアコンのリモコンを操作する様子

使っているエアコンによっては送風機能がない場合もあります。

「部屋を換気したい」「カビ対策したい」「冷房をつけたら寒そう」などのケースでは困ってしまいます。

そんな時は【冷房をつけ31〜32°】or【暖房をつけ17°】に設定すれば、自動的な送風運転になります。

エアコンは基本的に室温より高い・低い温度にすることで、内部のファンだけを動かすことができます。

送風機能がない場合は、冷暖房の設定温度を変更し、うまく対応していきましょう!

カビ対策なら内部洗浄や内部クリーン機能もおすすめです。

エアコンの送風機能を使う際の注意点

スマホを使い難しい表情をする男性

エアコンの送風機能は、冷房や暖房と異なり、空気を循環させることに特化した運転モードです。

室内の温度ムラを解消したり、節電を意識した使い方ができるため、上手に活用することで快適な室内環境を保つことができます。

ただし、効果的に活用するためには、いくつかの注意点があります。

【送風機能を使う際の注意点】
  • 適切な運転モードの選択が必要
  • 温度設定は意味がない
  • 直風が当たらないようにする
  • 送風だけではカビ対策としては不十分
  • 洗濯物を乾燥させるならドライがおすすめ
  • 加湿器との併用
  • 定期メンテナンスとフィルター清掃をする
  • 異音や異常の早期発見する
  • 外部環境の変化への対応する

適切な運転モードの選択が必要

送風機能を使用する際には、モードの選択に注意が必要です。

冷房や暖房との違いを理解せずに運転を開始すると、思ったような効果が得られないことがあります。

送風モードはあくまで空気を循環させるためのもので、温度を変えるものではありません。「気温がそれほど高くない日」「室内の空気をリフレッシュしたい」時に活用するのが理想です。

目的に応じてモードを使い分けることで、エアコンの機能を無駄なく活かせます。

温度設定は意味がない

送風運転中もリモコンから温度設定を行えますが、これには効果はありません。

送風運転は空気を吸い込み風を送りだす機能のため、熱交換器は使用されません。

いくら温度を設定しても、送風では温める・冷やすことはできない点には注意です。

「もう少し涼しくしたい」などの場合は、”温度ではなく風量を変える”のがポイントです!

直風が当たらないようにする

送風機能では温度の設定は直接関係ありませんが、風量の設定は非常に重要です。

風量が強すぎると体に強く当たりすぎて「不快に感じる」「体が冷えすぎる」「肌が乾燥する」などのことが起こります。

逆に弱すぎると空気が十分に循環されません。

部屋の広さや家具の配置によって風の通り道が変わるため、実際に運転させながら最適なバランスを見極めることが大切です。

風の向きやリモコンの設定にも気を配ると、より快適に過ごすことができるでしょう。

冷房後の送風運転は湿気の除去にもつながるため、タイミングの工夫もポイントです!

肌の乾燥対策としても直風は良くない。

送風だけではカビ対策としては不十分

冷房・除湿後の送風運転はエアコン内部を乾燥させられるため、カビ対策になります。

しかし、送風運転だけではカビ対策としては不十分です。

内部の乾燥はカビを繁殖させない対策の一つで、発生しているカビを除去することはできません。

また、冷房・除湿後の送風が完璧にできていない場合も考えられるため、エアコン内部の清掃は必須です。

きちんとエアコン内部の掃除を行いたいなら、プロのクリーニング業者への依頼がおすすめです!

市販のスプレーもありますが故障などのリスクも。

洗濯物を乾燥させるならドライがおすすめ

室内の洗濯物を乾かすために送風機能を使うシーンもあるでしょう。

ですが、洗濯物の乾燥ならドライ機能がおすすめです。

ドライ機能なら室内の湿度を下げる効果があるため、洗濯物から発する水分も逃げやすくなります。

洗濯物を乾かす際は、【エアコンのドライ機能+扇風機・サーキュレーター】がベストです!

加湿器との併用も

送風運転は乾燥しやすい点は、デメリットと言えるかもしれません。

夏場なら問題ないかもしれませんが、それ以外にも使用する場合は、加湿器と併用することも考えましょう。

送風や暖房機能を使う際は、「知らない間に肌がカサカサ」というシーンもあるので注意が必要です。

定期メンテナンスとフィルター清掃をする

送風機能を効果的に使うには、エアコン内部が清潔であることが前提になります。

特にフィルターにホコリがたまっていると、風の通りが悪くなり、結果として空気の循環効率が落ちてしまいます。

2週に1度程度を目安にフィルター掃除をすることで、常に清潔な風を送り出せる状態を保てます。

フィルター表面のホコリは掃除機で吸い取り、取れない部分は水洗いにします。

フィルターだけでは不十分な場合も多いので、年1回はエアコンクリーニングがおすすめです! 

異音や異常の早期発見する

送風中に耳障りな音や不規則な振動を感じた場合は、早めの対処が必要です。

これらの症状は、内部にたまったホコリやカビ、部品の劣化によって引き起こされている可能性があります。

異常を放置すると、本格的な故障につながるおそれがあるため、気づいた段階で業者に点検を依頼するのが安心です。

外部環境の変化への対応する

季節の変わり目や急な気温変化に応じて、送風機能の設定も見直す必要があります。

特に梅雨や秋口など、湿度が高くなりがちな時期は、送風だけでは湿気がたまりやすくなることもあります。

そうした時期には、除湿との併用を検討するなど、外部環境に応じた使い方をしましょう。

良きところで設定を見直すことが、快適な空間づくりにつながります!

エアコンクリーニングで送風機能を最大限に活用する方法

ソファーでくつろぐ老夫婦

送風機能を本来の性能で活かすためには、定期的なエアコンクリーニングが重要です。

内部の汚れやカビが原因で風の質が悪くなったり、機能が低下することを防ぐために、適切なタイミングでクリーニングを行いましょう。

エアコンクリーニングのメリットを理解することで、より安心してプロに依頼することができます。

健康・経済面でもメリットが大きい

エアコンクリーニングをしないデメリットはいくつも存在します。

【クリーニングしないデメリット】
  • アレルギーや呼吸疾患などのリスクが増える
  • 電気代が高くなる
  • 故障や寿命を縮める  など

たとえ送風機能を使う機会が多くても、こうしたデメリットは避けられません。

あなたを含め、家族の健康や経済面を考えても「エアコンクリーニングは必要経費」と言えます。

正しいクリーニング周期は年1回

エアコンクリーニングの目安は、一般家庭であれば1年に1度が理想とされています。

送風機能を頻繁に使う場合は、さらに短い周期でのクリーニングも考える必要もあるでしょう。

特にペットを飼っている家庭、喫煙者がいる環境では汚れが早く蓄積しやすくなるため、こまめな点検が必要です。

エアコンクリーニングのタイミングを見極めることが、機能の維持にもつながります!

エアコンクリーニングはプロに任せる

エアコンクリーニングはプロの業者に任せるのが一番です。

エアコンを分解し、内部をきれいにするにはある程度専門の知識が必要になります。

量販店ではエアコンの清浄スプレーも売っていますが、故障や水漏れの原因になる恐れもあります。

エアコン本体だけでなく、壁や床などのことも考えるなら、クリーニング業者に任せるのがベストです!

クリーニングの所要時間は2〜3時間みておくのがおすすめ。

エアコンクリーニングの相場

エアコンクリーニングは、依頼する業者やエアコンの種類、オプションなどによって少し幅があります。

一般的な壁掛けエアコンであれば、7,000〜15,000円ほどで依頼できます。

複数台を同時に依頼する場合やクリーニング閑散期などだと、割引をしている業者も多いです。

依頼する前には複数の業者を比べ、見積もりを調べるのがベストです!

専門業者の選定基準

初めてエアコンクリーニングを依頼する際には、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

公式サイトに施工事例や口コミが掲載されているかを確認し、価格や作業内容がきちんと提示されている業者を選ぶと安心です。

また、作業後の保証があるかどうかも重要なチェックポイントです。

信頼できるプロに任せることで、不安なくクリーニングを依頼できるでしょう。

定期点検の併用でトラブルを未然に防ぐ

クリーニングとあわせて定期点検も行うことで、エアコンの不調や劣化を早期に発見することができます。

「風の出が悪くなった」「臭いが気になる」といった小さな変化も、点検の中で原因を突き止めることが可能です。

日頃の使用状況を業者に伝えることで、より適切なメンテナンスプランを提案してもらえる場合もあります。

アフターケアと再発防止策の導入する

せっかくクリーニングできれいになっても、雑な使い方をすればすぐに汚れてしまいます。

エアコンクリーニングの効果を長持ちさせるには、清掃後のアフターケアが大切です。

たとえば定期的に送風モードを使うことで、内部の湿気を飛ばしカビの発生を抑えることができます。

冷房除湿を使った際には、1~2時間ほど送風運転or内部クリーン機能を使いましょう!

エアコンの送風機能について:まとめ

この記事では、エアコンの送風機能の説明や活用するメリット、使う際の注意点などについて詳しく解説してきました。

エアコンの送風機能は、室内の快適性を保ち、省エネ効果を高め、さらには健康面にも良い影響を与える大切な機能です。

ただし、適切な使い方をしなければ十分な効果を得られなかったり、室内環境が悪化するリスクもあります。

性能を最大限に発揮するためには、正しい使い方と定期的なクリーニングが欠かせません。

初めてエアコンクリーニングを検討している方も、信頼できる業者に依頼し、送風機能を上手に活用することで、より快適で安心できる住環境を実現できるでしょう!

KAJITAKU
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