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エアコンの送風機能ってどんなもの?活用するメリットと注意点を紹介!

エアコンの送風機能について書いた記事のアイキャッチ画像
この記事でわかること
  • エアコンの送風機能の仕組み
  • 送風機能を使うメリット
  • 送風機能を使う際の注意点

エアコンには冷房や暖房以外にも「送風」という機能が搭載されています。

この送風機能は、”空気が送られる機能”で、室内の温度を変えることはできません。そのため、使用される頻度も少なく、具体的なメリットや活用方法を知らない方も多いです。

そこでこの記事では、エアコンの送風機能の説明や活用するメリット、使う際の注意点などについて詳しく解説していきます。

目次

エアコンの送風機能って?仕組みや除湿との違い

エアコンの送風機能の仕組みを解説している画像

エアコンの送風機能は、内部のファンを使い風を送り出す機能のことを指します。

そこでまずは、基本的な機能の説明と冷暖房・除湿との違いについてご紹介していきます。

送風機能の仕組み

送風機能は、部屋の温度や湿度を変えずに空気を循環させる機能です。

室内から空気をエアコン内に取り組み、そのまま室内へと送り出します。エアコン内部のファンが回転するだけのため、室外機や熱交換器は動作しないため、電力もそれほど必要ありません。

送風機能は次のような使い方が存在しています。

【送風機能の使い方】
  • 空気の循環
  • 部屋の環境
  • エアコン内部の乾燥  など

カビ防止や電気代の節約などのメリットがあります。

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扇風機やサーキュレーターをイメージするとわかりやすいです!

冷房・除湿・暖房との違い

送風は「ただ風を出す機能」ともいえます。そのため、取り込んだ空気を使い温度調整をする冷暖房とは、全く違います。

一方で除湿は、取り込んだ空気を冷やし水分を取り除き、湿度を下げる機能です。

冷暖房・除湿は熱交換器や室外機を使用するため、送風に比べ使う電力も大きくなります。

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それぞれの機能の特性を理解し、状況に合わせてうまく使っていきましょう!

エアコンの送風機能にかかる電気代

エアコンの送風機能の電気代を説明している画像

送風運転とはいえ、エアコンを起動するなら気になるのが電気代です。

温度に関わらず、風を送り出す送風機能は、他の機能にくらべ電気代は少なくて済みます。

1時間あたり0.3円ほど

機種によっても違いますが、送風機能の電気代は1時間あたり0.3円ほどとされています。他の機器と比べると、扇風機とほぼ同じと考えるとわかりやすいかもしれません。

”風を送るだけ”という機能を考えれば、扇風機を同じくらいなのも納得できます。

冷暖房との比較

エアコンの送風機能は1時間あたり0.3円ほどとお伝えしました。これを冷暖房と比べると、冷房17円・暖房13円ほどになります(どちらも1時間あたり)。

この理由としては、冷暖房は熱交換器や室外機といった部分も動かすためです。送風なら動かすのは内部ファンのみになります。

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送風機能をうまく使うことが節約のポイントとも言えます!

エアコンの送風機能を活用するメリット

エアコンの送風機能のメリットを紹介している画像

送風はただ風を送るだけでの機能ですが、うまく活用することで次のようなメリットを得られます。

【送風機能を使うメリット】
  • 電気代の節電
  • 空気を循環させられる
  • カビの繁殖を抑えられる
  • 部屋の換気を効率的にできる

電気代の節電

内部のファンのみを動かす送風機能は、冷暖房に比べ電気代を抑えられるメリットがあります。夏は暑いためすぐに冷房を使い部屋の温度を下げたくなります。

しかし、いきなり冷房を全快で使用すれば、電気代もかかり過ぎてしまうでしょう。

冷房前に送風で換気を行うことで室内に風の通り道ができ、効率的に部屋が涼しくなります。

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【送風→冷房】という流れで使用するのがポイントです!

空気を循環させられる

扇風機やサーキュレーターと同じ作用があるエアコンの送風機能。使用することで部屋の隅々まで空気を循環させ、快適な室内環境を保つことが可能です。

冷暖房を使用していても全ての場所が均等に設定温度になっているわけではありません。冷たい空気や下へ、温かい空気は上に集まります。

送風機能を使用することで、こうした空気を混ぜることでき、体感温度を下げることができます。

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「冷房をつけると寒い」「冷房をつけるほどじゃないけど暑い」などシーンで送風機能は活躍します!

カビの繁殖を抑えられる

エアコン内部にはホコリや水分があるため、カビが増殖するためには好都合な環境になっています。特に夏場は空気に水分が多いので、冷房・除湿を使用すると結露水が溜まり、カビは増殖してしまいます。

そんな時、送風機能を使うことでエアコン内部を乾燥させ、カビの増殖を抑える効果があります。

高機能エアコンには内部クリーン機能があり、これは送風と同じような効果がある。

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冷房後の送風運転は、1〜2時間程度で大丈夫!フィルター掃除なども効果的です!

部屋の換気を効率的にできる

「部屋の臭いを換気したい」という際も、送風機能を使えば効率的です。

ただ窓を開けるより、送風運転を行い空気の流れが生まれれば、短時間で新鮮な空気へと入れ替えられます。夏前や秋などの「冷房をつけるほど暑くない」という状況の際には、体感温度を下げる効果も期待できます。

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外気がベストな温度なら、窓を開け送風運転を使うのがベストです!

簡単!エアコンの送風機能の使い方

エアコンの送風機能の使い方を説明している画像

エアコンの送風機能を使うメリットを知ったところで、次に簡単な使い方をご紹介していきます。

季節ごとの送風機能の活用方法

送風機能は季節に合わせた使い方をすることで、さらに利用価値も上がります。

【夏場】

冷房終了後に送風を利用し、室内の湿気を除去できる。

カビ対策にもなります。

【冬場】

暖房後の空気を循環させることで温度ムラを軽減。

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近年は部屋の換気に気を使う方も多いので、その意味でも送風機能は強い味方に!

他の家電との組み合わせテクニック

扇風機やサーキュレーターと合わせて使うことで、さらに効率的に空気を循環させられます。

部屋の換気はもちろん、冷房をつけると寒いような状況の場合にも送風機能はおすすめです。

扇風機やサーキュレーターを出す手間も省けてお得。

エアコンに送風機能がない場合の対策

エアコンの送風機能
がない場合の対策を紹介している画像

使っているエアコンによっては送風機能がない場合もあります。

「部屋を換気したい」「カビ対策したい」「冷房をつけたら寒そう」などのケースでは困ってしまいます。

そんな時は【冷房をつけ31〜32°】or【暖房をつけ17°】に設定すれば、自動的な送風運転になります。

エアコンは基本的に室温より高い・低い温度にすることで、内部のファンだけを動かすことができます。

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送風機能がない場合は、冷暖房の設定温度を変更し、うまく対応していきましょう!

カビ対策なら内部洗浄や内部クリーン機能もおすすめです。

エアコンの送風機能を使う際の注意点

エアコンの送風機能の使う際の注意点を解説している画像

便利なエアコンの送風機能ですが、使う上では注意点も存在しています。

その注意点が次の6つです。

【送風機能を使う際の注意点】
  • 温度設定は意味がない
  • 直風が当たらないようにする
  • 送風だけではカビ対策としては不十分
  • 洗濯物を乾燥させるならドライがおすすめ
  • 加湿器との併用
  • フィルター掃除はこまめに行う

温度設定は意味がない

送風運転中もリモコンから温度設定を行えますが、これには効果はありません。送風運転は空気を吸い込み風を送りだす機能のため、熱交換器は使用されません。

いくら温度を設定しても、送風では温める・冷やすことはできない点には注意です。

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「もう少し涼しくしたい」などの場合は、”温度ではなく風量を変える”のがポイントです!

直風が当たらないようにする

送風であっても体に直風が当たらないようにするのも重要です。夏場は、寝る時は冷房をつけると体冷えすぎるため送風運転にする方も多いです。

しかし、温度設定は変えられない送風でも、直接体に当て続ければ予想以上に体温を奪われます。

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知らず知らずのうちに脱水などの体調不良を引き起こす恐れもあるので、注意が必要です!

肌の乾燥対策としても直風は良くない。

送風だけではカビ対策としては不十分

冷房・除湿後の送風運転はエアコン内部を乾燥させられるため、カビ対策になります。

しかし、送風運転だけではカビ対策としては不十分です。内部の乾燥はカビを繁殖させない対策の一つで、発生しているカビを除去することはできません。

また、冷房・除湿後の送風が完璧にできていない場合も考えられるため、エアコン内部の清掃は必須です。

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きちんとエアコン内部の掃除を行いたいなら、プロのクリーニング業者への依頼がおすすめです!

市販のスプレーもありますが故障などのリスクも。

洗濯物を乾燥させるならドライがおすすめ

室内の洗濯物を乾かすために送風機能を使うシーンもあるでしょう。

ですが、洗濯物の乾燥ならドライ機能がおすすめです。ドライ機能なら室内の湿度を下げる効果があるため、洗濯物から発する水分も逃げやすくなります。

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洗濯物を乾かす際は、【エアコンのドライ機能+扇風機・サーキュレーター】がベストです!

加湿器との併用も

送風運転は乾燥しやすい点は、デメリットと言えるかもしれません。夏場なら問題ないかもしれませんが、それ以外にも使用する場合は、加湿器と併用することも考えましょう。

送風や暖房機能を使う際は、「知らない間に肌がカサカサ」というシーンもあるので注意が必要です。

フィルター掃除はこまめに行う

送風機能を頻繁に使用する場合は、フィルターにほこりがたまりやすくなります。

そのため、定期的な掃除が必須になります。フィルター表面のホコリは掃除機で吸い取り、取れない部分は水洗いにします。

2週間に1度程度を目安に掃除するのがベスト。

クリーニング業者

フィルター掃除だけでは不十分な場合も多いので、年1回はエアコンクリーニングがおすすめです! 

エアコンは最低でも年1回はクリーニングをする

エアコンは年1回でもクリーニングした方が良いことを説明している画像

送風機能に限らず、エアコンの機能をフルに使いたいなら、定期的なクリーニングは必要です。

清潔な状態でエアコンを使うなら、目安は最低でも年1回でクリーニングできるようにしましょう。

健康・経済面でもメリットが大きい

エアコンクリーニングをしないデメリットがいくつも存在します。

【クリーニングしないデメリット】
  • アレルギーや呼吸疾患などのリスクが増える
  • 電気代が高くなる
  • 故障や寿命を縮める  など

たとえ送風機能を使う機会が多くても、こうしたデメリットは避けられません。

あなたを含め、家族の健康や経済面を考えても「エアコンクリーニングは必要経費」と言えます。

エアコンクリーニングはプロに任せる

エアコンクリーニングはプロの業者に任せるのが一番です。エアコンを分解し、内部をきれいにするにはある程度専門の知識が必要になります。

量販店ではエアコンの清浄スプレーも売っていますが、故障や水漏れの原因になる恐れもあります。

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エアコン本体だけでなく、壁や床などのことも考えるなら、クリーニング業者に任せるのがベストです!

クリーニングの所要時間は2〜3時間みておくのがおすすめ。

エアコンクリーニングの相場

エアコンクリーニングは、依頼する業者やエアコンの種類、オプションなどによって少し幅があります。

一般的な壁掛けエアコンであれば、7,000〜15,000円ほどで依頼できます。

複数台を同時に依頼する場合やクリーニング閑散期などだと、割引をしている業者も多いです。

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依頼する前には複数の業者を比べ、見積もりを調べるのがベストです!

エアコンの送風機能について:まとめ

この記事では、エアコンの送風機能の説明や活用するメリット、使う際の注意点などについて詳しく解説してきました。

エアコンの送風機能は、省エネ効果や空気循環の促進、湿度調整など、多くのメリットがあります。

ただし、適切な使い方をしなければ十分な効果を得られなかったり、室内環境が悪化するリスクもあります。フィルター掃除や他の家電との併用など、ポイントを押さえることで快適な空間を作り出せます。

エアコンの送風機能を上手に活用し、四季を通して快適な暮らしを目指しましょう!

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