- コンセントを抜く節電の効果
- エアコンのコンセント抜く際の注意点
- コンセントを差しっぱなしのポイント
省エネを意識している方なら”待機電力”という言葉をご存知かもしれません。
この待機電力は、電化製品を使っていないときに使用される微弱な電力のことです。
特にエアコンのような一年を通しては使わない電化製品は「使用しないときはコンセントを抜くのが節電になる」と考える方も多いでしょう。
しかし、コンセントの抜き方・挿し方によっては、かえってエアコン側に負担をかけてしまうこともあります。
そこでこの記事では、エアコンのコンセントを抜く節電効果から注意点などについて詳しく解説していきます。
私は、【エアコン清掃club】を運営する滝沢というものです。ハウスクリーニング業者で約5年ほど従事した経験をもとに記事を書いています!
エアコンのコンセントを抜くのは節電になる?

冬や夏が終わるとエアコンを使わないシーズンはくるため、”コンセントを抜く”というのは節電方法としてはありです。
資源エネルギー庁によれば、「1年にかかる電気代のうち、約5.1%は待機電力である」という情報も出ています(資源エネルギー庁 省エネルギー対策課)。
一般的な世帯の1年間に使う待機電気での電気代は約7,000円ほどになるため、コンセントの抜き挿しで電気代を抑えられるのは間違いありません。
ただし、エアコンのコンセントの抜き差しにはデメリットやリスクも存在します。
頻繁な抜き差しはエアコンの負担に

エアコンを使っていない時期にコンセントを抜くことは節電になることは間違いありません。
しかし、夏や冬の日常的にエアコンを使っている期間にコンセントの抜き差しを行うことにあまり節電効果はないこともあります。
それどころか、頻繁にコンセントを抜き差しすることでプラグやコンセントがダメージを追い、接触不良や火災へのリスクも心配です。
また、コンセントを抜くことでエアコンの設定がリセットされ、温度や風量、風向などの設定をやり直さないといけない場合も出てくるでしょう。

ただし、使用しない期間にコンセントを抜くこと自体には効果があります!
エアコンのコンセントを抜くのは注意点もある


エアコンを長期間使用しない時期には、コンセント抜くことで節電効果があります。
ただし、きちんとした抜き方・挿し方をしないと、エアコン側に負担をかけ故障などの原因にもなるので注意が必要です。
- 正しい抜き方が必須
- コンセントを挿す時も注意
正しい抜き方が必須
コンセントを抜く場合には、電源をオフにしてから最低30秒以上は待ってからにしましょう。
エアコンの室外機のコンプレッサーという部分は、電源オフの信号を受け取った後にゆっくりと圧力を下げていきます。
その作業の途中にいきなりコンセントを抜けば、コンプレッサーには大きな負担がかかってしまいます。
また、室内機内の制御基盤も電源オフ後にさまざまな動きをしています。



よくパソコンなどで「すぐに電源を切らないでください」と表示されるのと同じです!
コンセントを挿す時も注意
コンセントは抜く時だけでなく、差す時にも注意点があります。
抜いていたコンセントを挿し、すぐに電源を入れるのはNGです。
エアコンは電源を入れていない待機時間でも仕事をしています。
先ほどもご紹介したコンプレッサーには、摩擦・摩耗を防ぐために潤滑油が使われています。
潤滑油は字の通り油のため、冷えれば粘り気が強くなるため、気温が低いには油が固まらないようにする必要があります。
そして、エアコンの待機電力はこの温めの際に使われているのです。
仮に、コンセントを入れすぐに電源をオンにしてしまえば、潤滑油は硬いままのため、コンプレッサーの摩耗や負荷がかかり、故障の原因になる可能性もあります。



コンセントを抜いた状態で再び挿してから4〜8時間ほど待って電源を入れましょう!
コンセントの差しっぱなしの場合のポイント


コンセントを抜くメリット・デメリットを考えた際に、差しっぱなしを選ぶ方もいるでしょう。
抜き差しをしないなら、コンセントやプラグにほこりを溜めないようにすることは大切です。
これはエアコンだけでの話ではありませんが、コンセントやプラグにほこりが溜まることでトラッキング現象を発生させる原因になります。
特にエアコンのコンセント・プラグは自分の目線より上にあるため、普段はほこりに気づきづらくなってしまいます。
フィルターのように「2週間に1度」など、頻繁に掃除する必要はありません。



年に1回以上を目安に掃除しましょう!
エアコン以外にも?コンセントの抜き差しした方が良い家電


家庭にある家電の中には、エアコンと同じようにコンセントの抜き差しをした方が良い製品もたくさん存在します。
最後にそうした家電をご紹介していきます。
- テレビ
- スマホ
- パソコン
- 炊飯器
- 電気ストーブ
テレビ
テレビは待機電力が高い家電のため、コンセントを抜くことで節電効果も得られるでしょう。
ただ、テレビに録画機能がついている場合、コンセント抜くことで録画できなくなってしまいます。
「◯時から録画予約している」などはきちんと確認してからコンセントを抜きましょう。
スマホ
スマホは充電が終わったら、必ずコンセントを抜くようにしましょう。
スマホの充電は【寝る前に充電しそのまま朝まで】というケースも少なくありません。
充電が終わっているのにそのまま挿したままでいると、”過充電”になりバッテリーの劣化の原因になります。



バッテリーの劣化は、スマホ自体の寿命も短くしてしまいます!
パソコン
パソコンも長時間使用しないなら、電源のオフ・コンセントを抜くようにしましょう。
また、節電を考えるなら「スリープモード」「ディスプレイ輝度を下げる」にするとより効果的です。
ノートパソコンの場合なら、スマホ同様、充電が終わればコンセントを抜くのがおすすめです。



過充電を避け、パッテリー寿命が短くなるのを防ぎます!
炊飯器
炊飯器も使っていない時はコンセントを抜くようにしましょう。
ただ、保温状態でコンセントを抜けば、中のご飯も冷えてしまいます。
コンセントを抜く際は、中身を確認して行うのがベストです。
電気ストーブ
電気ストーブは使わない時間は、絶対にコンセントを抜きましょう。
つけっぱなしは火災につながる恐れがあります。
頻繁に使用する冬の時期でも、使わない時間はコンセントを抜くことは必須です。
エアコンのコンセントを抜くことについて:まとめ
この記事では、エアコンのコンセントを抜く節電効果から注意点などについて詳しく解説してきました。
夏や冬に使うエアコンですが、一年を通して使い続ける家電ではないため、コンセントを抜くことは電気代の節約につながります。
しかし、頻繁な抜き差しや抜くタイミングによっては、エアコンに強い負担をかけ故障などの原因になる可能性もゼロではありません。
適切な状況判断と正しい方法でコンセントを抜くことが、エアコンを安全かつ長く快適に使用するための鍵となります。
また、コンセントを抜かない選択をした場合でも、ほこりがたまらないように定期的に掃除をする必要があります。
定期的なメンテナンスとともに、コンセントの抜き方や保管方法に注意を払い、エアコンのパフォーマンスと安全性をしっかりと守りましょう!
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