MENU

エアコンの内部クリーン機能ってなに?使用するメリット・デメリットから使う際のポイントを抑える!

エアコンの内部クリーン機能について書いた記事のアイキャッチ画像
この記事でわかること
  • エアコンの内部クリーン機能について
  • 内部クリーン機能を使うメリット・デメリット
  • 使い方のポイントや注意点

最近のエアコンの多くには「内部クリーン機能」が搭載されています。

この機能は、エアコンの内部を自動で清掃することで空気の清潔さを保ち、カビの発生を抑える目的で開発されました。

エアコンのメンテナンスを簡単にし快適な環境を保つための機能ですが、使う上でのデメリットや注意点も存在します。

そこでこの記事では、エアコンの内部クリーン機能の説明から、使用するメリット・デメリット、使い方のポイントなどについて詳しく解説していきます。

目次

エアコンの内部クリーン機能って何?(清掃との違い)

エアコンの内部クリーン機能の紹介をしている画像

エアコンの内部クリーン機能とは、「エアコン内部を乾燥させカビを予防する機能」のことを指します。

内部クリーン機能の仕組み

エアコンの内部クリーン機能は、運転終了後に自動的に内部を乾燥させることで、カビの発生を防ぐ仕組みです。

主にフィルターや熱交換器の内部に溜まった湿気を取り除き、乾燥させることで、カビや雑菌の繁殖を抑えます。これによりエアコンの内部が常に清潔に保たれます。

クリーニング業者

クリーン機能の運転時間の目安は1〜2時間ほどです!

内部クリーン機能が有効な理由

エアコンの内部、特に熱交換器は、冷房・除湿運転時に結露が発生しやすい部分です。

この湿気が原因でカビが発生し、エアコンの風と共にカビの胞子が室内に撒かれてしまうことがあります。内部クリーン機能はこの湿気を乾燥させ、カビの発生を未然に防ぐため、空気の質が保たれます。

内部クリーンがないエアコンは送風運転で代用できます。

エアコンの内部クリーン機能を使うメリット

エアコンの内部クリーン機能を使うメリットを紹介している画像

エアコンのクリーン機能はメリットの多い便利な機能です。

【クリーン機能のメリット】
  • カビの発生防止
  • 空気の清潔さを保つ
  • メンテナンスの手間軽減

カビの発生防止

内部クリーン機能を使用することで、エアコン内部の湿気を効果的に除去し、カビの発生を防ぐことができます。

カビが繁殖している状態のエアコンを使っていると、部屋中にカビや胞子を撒き散らすことになります。カビや胞子はアレルギーや肺炎、呼吸器系の疾患を引き起こすリスクがあるので危険です。

クリーニング業者

特に冷房除湿を使う湿気が多い季節には、この機能が非常に役立ちます!

空気の清潔さを保つ(臭いや汚れ)

エアコン内部にカビが発生すると、運転時にカビ臭がしたり、アレルギーの原因となることがあります。

内部クリーン機能を使うとエアコン内部が乾燥するため、カビの増殖やホコリの蓄積を防げます。

その結果、エアコンから排出される空気を清潔に保て、室内の快適さを向上させます。

メンテナンスの手間軽減

定期的に内部クリーン機能を使うことで、エアコンの内部に汚れやカビが蓄積しにくくなり、プロによるクリーニングの頻度を減らすことができます。

エアコンクリーニングは1年に1度程度が目安とされています。9,000〜16,000円ほどかかるのでその間隔を伸ばせるのはメリットです。

ただし、内部クリーン機能はあくまで予防のため、「すでにカビ臭がしている」「汚れている」エアコンには対応できません。

内部クリーンはあくまでも予防対策の一つです。

クリーニング業者

カビ臭・汚れているなどの場合は、プロの業者に依頼しましょう!

エアコンの内部クリーン機能を使うデメリット

エアコンの内部クリーン機能を使うデメリットを紹介している画像

エアコンの内部クリーン機能を使うメリットは多いですが、一方でデメリットも存在します。

【内部クリーンのデメリット】
  • クリーン中は他の機能が使えない
  • 室内の温度・湿度が上がる
  • カビやホコリの臭いが排出される

クリーン中は他の機能が使えない

エアコンの内部クリーン機能を使っている間は、他の機能を使うことはできません。

夏場や冬場のエアコンが必須の環境の場合は、家や部屋を留守にするタイミングで使うようにしましょう。

室内の温度・湿度が上がる

内部クリーン機能は暖房によってエアコン内部を乾燥させるため、運転中は2〜3度ほど温度が上がります。

また内部の湿気を室内に出すため、合わせて湿度も上がります。

クリーニング業者

夏場に人がいる状態で内部クリーン機能を使うのは、厳しいかもしれません!

カビやホコリの臭いが排出される

内部クリーン機能を使うと、湿気と共にカビやホコリが排出されることもあります。

カビの増殖が始まっている場合は内部クリーンではなく、きちんとしたエアコンクリーニングが必要になります。

ここまでの3つのデメリットから考えても、内部クリーン機能を使うタイミングは家や部屋にいない時がベストです。

エアコンの内部クリーン機能の注意点

エアコンの内部クリーン機能の注意点を説明している画像

「エアコンの内部クリーン機能があるから掃除は不要!」と考えてる方もいるかもしれません。

しかし、内部クリーン機能は「フィルターや本体内部を乾燥させるための機能」です。

そのため予防はできても、『カビや汚れの完全に防ぐ』『エアコンクリーニングが必要ない』というものではありません。

【内部クリーン機能の注意点】
  • 完全なクリーニングにはならない
  • 定期的なプロのクリーニングも必要

完全なクリーニングにはならない

内部クリーン機能はカビや湿気の抑制には効果的です。

ですが、エアコンの内部の汚れやホコリを完全に取り除くわけではありません。

クリーニング業者

定期的なフィルターの掃除やクリーニングは必須です!

定期的なプロのクリーニングも必要

内部クリーン機能はエアコン内部の清掃をサポートするものの、長期間使用するうちにどうしても汚れが蓄積します。プロの業者によるエアコンクリーニングなら、エアコンを分解し内部まで綺麗にしてくれます。

定期的にエアコンクリーニングをすると、カビやホコリの蓄積が抑えられ、健康面・経済面でメリットをもたらしてくれます。

クリーニング業者

費用はかかりますが、クリーニングのメリットはそれ以上です!

エアコンの内部クリーン機能の使い方とポイント

エアコンの内部クリーン機能の使い方とポイントを紹介している画像

内部クリーン機能をうまく使うにはポイントもいくつかあります。

【内部クリーン機能の使い方・ポイント】
  • 正しいタイミングでの使用
  • 内部クリーンがない場合は送風運転
  • 他の機能との併用

正しいタイミングでの使用

内部クリーン機能は、エアコンの運転後に自動で作動することが多いです。

ですが、冷房や除湿機能を使用した後、特に湿気が多く残るタイミングでの利用が効果的です。

内部クリーンがない場合は送風運転

エアコンの機種によっては、内部クリーン機能のない機種もあります。

しかし、冷房・除湿を使用した際にエアコン内部に湿気が溜まるのはどの機種でも同じです。

クリーニング業者

カビや汚れを予防するためには、送風運転を1時間ほど行うことが効果的です!88

他の機能との併用

エアコンの内部クリーン機能と空気清浄機能、フィルター自動洗浄機能を併用することもおすすめです。

併用することで空気中の汚染物質も効果的に除去でき、より清潔で快適な室内環境を保つことができます。

エアコンの内部クリーン機能について:まとめ

この記事では、エアコンの内部クリーン機能の紹介から、使用するメリット・デメリット、使い方のポイントなどについて詳しく解説してきました。

エアコンの内部クリーン機能は、湿気を除去しカビの発生を防ぐ重要な機能です。正しく活用することで、エアコン内部を乾燥させ、室内の空気を清潔に保つことができます。特に、梅雨や夏場など湿気が多い季節には効果を発揮し、アレルギーや健康リスクを減らすことにもつながります。

また、日々の手入れを簡素化することで、エアコンの性能を長持ちさせることができ、電気代の節約にも役立ちます。

ただし、内部クリーン機能は万能ではなく、エアコン内部に蓄積された汚れやホコリを完全に除去することはできません。そのため、定期的なフィルター掃除やプロのクリーニングサービスを利用することも必要です。

内部クリーン機能と定期的なメンテナンスをうまく組み合わせることで、快適な室内環境を維持し、エアコンの寿命を延ばすことができます。

結果的に、エアコンが効率的に機能し、エネルギー消費を抑えることにもつながるため、「健康面だけでなく経済的なメリットも大きい機能」と言えるでしょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次