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エアコンの暖房が突然止まる原因は!?原因と対処法を知って寒さ対策を!

エアコンの暖房が突然止まることについて書いた記事のアイキャッチ画像
この記事でわかること
  • 暖房が突然止まる原因
  • 暖房が止まった時の対処法
  • 止まった時にしてはいけない行動
  • 暖房が止まるのを防ぐ方法

エアコンの暖房機能は、寒い季節に室内を快適な温度に保つために欠かせません。

そんな暖房ですが、「いきなり止まった、、、」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

暖房がいきなり止まってしまう原因で一番考えられるのは、霜取り運転です。

もちろん、霜取り以外にも設定ミスやエアコンの故障などの原因の可能性もあります。

この記事では、エアコンの暖房が突然止まる原因とその対処法、予防方法などについて詳しく解説していきます。

”突然の停止”という暖房トラブルに素早く対応し、快適な室内環境を維持するための手助けとなるはずです。

目次

エアコンの暖房が突然止まる主な原因

エアコンの暖房が止まる原因を紹介している画像

「突然エアコンの暖房が止まってしまった、、、」という場合には、いくつかの原因が考えられます。

【暖房が突然止まる原因】
  • 霜取り運転になっている
  • 設定温度になった
  • 設定ミスがあった
  • パーツがきちんと取り付けられていない
  • 室外機周りの故障やトラブル

霜取り運転になっている

暖房が止まる原因としてよくあるのが、霜取り運転になっていたというものです。

この「霜取り運転」とは、冷え込みなどが原因で室外機の熱交換器に霜が付き、その霜を溶かす運転のことを指します。

霜取り運転中は、霜を溶かすことに熱を使うため、エアコンからの暖かい風はでなくなります。

『プシュー』『シャー』などの音が聞こえてきたら、霜取り運転中の可能性があります。

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室外機の霜を取ろうと水やお湯をかけるのは絶対にNGです!

設定温度になった

設定温度になったために暖房が止まることもあります。

【運転ランプが通常通りについていて、風が出ない】なら、ほぼこの原因でしょう。

故障を疑うなら、設定温度を3℃以上変えてみることで動きが出すはずです。

設定ミスがあった

リモコンなどの設定が間違っていることで、暖房が止まることもあります。

冬に暖房にしたつもりが、冷房やドライなどになっていれば、当然動かなくなります。

リモコンを確認し暖房運転に切り替えましょう。

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機種によっては省エネモードの場合、暖房が効きづらくなる可能性も!

パーツがきちんと取り付けられていない

異常が出る前にフィルター掃除や内部クリーニングを行ったなら、パーツがきちんとついていないことも予想できます。

きちんとパーツがついていないなら、運転の停止などが起きることもあります。

特にフィルター掃除や内部掃除を自分で行った際には、作業ミスから起きることもあるでしょう。

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フィルター掃除は自力でも大丈夫ですが、内部クリーニングはプロの業者に任せるのがベスト!

室外機周りの故障やトラブル

暖房が止まった理由が室外機の故障やトラブルの可能性もあります。

室外機は野外に設置されているため、ゴミや植木などを取り込んでしまう恐れもあります。

また、室外機内部にゴミが侵入すれば、モーター故障などに陥る可能性もあるので注意が必要です。

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室外機周辺のチェックはエアコンを使用していない時期にもしましょう!

霜取り運転を見極めるポイント

霜取り運転を見極めるポイントを解説している画像

「霜取り運転という言葉を知ったけど、どう確認できるの?」という方もいるでしょう。

霜取り運転の特徴は次の4つポイントです。

【霜取り運転を見極めるポイント】
  • エアコンの運転ランプが点滅している
  • 「プシュー」「シャー」などの音が後に止まった
  • 停止時間が一時的だった
  • 積雪や極度に寒い日に止まる

機種によっても違いますが、霜取り運転中のエアコンは、ランプが点滅していることが多いです。

また、「プシュー」「シャー」といった音の後に止まることも少なくありません。

霜が溶ければ通常運転に戻るため、停止時間も5〜20分くらいのことがほとんどです。

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こうしたサインが出ていない場合は、霜取り以外の理由を考えましょう!

暖房が突然止まった時の4つの対処法

暖房が止まった時の対処法を紹介している画像

霜取り運転などのように、暖房が突然止まっても原因が即故障とは限りません。

そこで、暖房が突然止まってしまった際の対処法を4つご紹介していきます。

【暖房が止まった時の対処法】
  • 設定温度を低めにする
  • エアコンをリセットしてみる
  • パーツがきちんとついているかをチェックする
  • 室外機の周辺をチェックする

設定温度を低めにする

雪や外が寒い時期は、エアコンの設定温度も高くしがちになっているでしょう。

ただ、設定温度が高くなれば外に出す冷気も強くなり、霜がつきやすくなってしまいます。

そのため、20〜22℃など控えめに設定することで霜取り運転の回数を減らせます。

設定温度を変えることは節電にもつながるので、やるメリットも多いです。

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もちろん「暖房をつけているのに寒い」と感じるのはよくないので、効率的な暖め方法も知っておきましょう!

エアコンをリセットしてみる

エアコン自体の異常はリセットすることで解消することもあります。

エアコンには応急運転ボタン(スイッチ)というものがついています。

これは、パソコンやスマホなどの再起動と同じような効果があります。

応急運転ボタン(スイッチ)は、エアコン本体の右下などについています。

パーツがきちんとついているかをチェックする

フィルター掃除やエアコンクリーニングを行った後なら、きちんとパーツがついているかをチェックしましょう。

特にフィルター掃除を行った場合には、「パネルやダストボックスがちゃんとついていなかった、、、」ということも起こりがちです。

室外機の周辺をチェックする

室外機周りのチェックをすることも大切です。

室外機周辺にものがある・雑草があると、エアコンの力を阻害してしまうこともあります。

室内機は普段から目に入る物なので、極端な異常はすぐに気づくことが多いでしょう。

しかし、室外機は日常的には目に入らないことが普通です。

室外機内にゴミや雑草などが入り込めば、故障の原因にもなってしまいます。

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定期的な掃除やものがないかをチェックするようにしましょう!

絶対NG!暖房が止まった時にしてはいけない行動

暖房が止まった時のNG行動を紹介している画像

霜取りや室外機のトラブルなど、暖房が突然止まる原因はいくつか考えられますが、その際にしてはいけないNG行動も存在します。

【暖房が止まった際にしてはいけない行動】
  • 室外機にお湯をかける
  • 霜取り用のスプレーを使う
  • 室外機の吸い込み口を塞ぐ

室外機にお湯をかける

「霜取り運転中だから霜を取ってしまえば!」と考える方もいるかもしれません。

ですが、水やお湯などをかけることは絶対にしてはいけません。

仮に一時的に霜が溶けても後から水滴が凍れば、また霜取り運転になってしまいます。

かけてはいけない部分に水をかければ、室外機故障を引き起こす恐れもあります。

霜取り用のスプレーを使う

ネットや量販店などでは、霜取り用のスプレーも売っています。

ただ、こうしたスプレーを室外機にかけるのも当然NGです。

霜取りスプレーは、車のフロントガラスなどに使用するための製品です。

下手にスプレーをかけることで、室外機の故障や火災につながる可能性もあります。

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洗浄用と同じく、室内機・室外機に直接スプレーするのは危険です!

室外機の吸い込み口を塞ぐ

「雪が降りそうだから室外機の吸い込み口付近を塞ごう」と考えるのも危険です。

室外機周辺に物を置くことは、巻き込みなどからエアコンの故障や火災などの原因になります。

また、エアコン側が冷えた植木の温度を外気と勘違いし、霜取り運転を始める可能性もあります。

エアコンの暖房が突然止まるのを防ぐ方法

エアコンの暖房が止まるのを防ぐ方法を解説している画像

「できれば暖房が止まるのを防ぎたい」という方がほとんどのはずです。

次に、霜取り運転で突然停止を予防する方法をご紹介します。

【暖房の突然停止を防ぐ方法】
  • 定期的にフィルター掃除をする(内部クリーニングも)
  • 室外機の位置を高くする
  • 寒冷地用のエアコンの購入も考える
  • リモコンの電池交換もきちんとする

定期的にフィルター掃除をする(内部クリーニングも)

フィルターや内部に汚れが溜まっていると、エアコンに負担がかかり霜取り運転の回数が増えてしまいます。

そのため、定期的にフィルター掃除や内部クリーニングを行うことが必要です。

フィルターは掃除機やブラシを使って掃除することでも大丈夫です。

しかし、内部のクリーニングに関しては、エアコンの分解が必要になるため、プロの業者に任せるのがベストです。

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自力で内部クリーニングする方法に洗浄スプレーを使うものもありますが、故障や火災などのリスクが!

室外機の位置を高くする

室外機の横や下の部分が雪に埋もれるとエアコンの動作に影響が出ることもあります。

東京などのあまり積雪のない地域なら問題はないでしょう。

反対に積雪のある地域に住んでいる場合は、室外機を高い位置に設置するのがおすすめです。

室外機は意外に重いため、自力で位置を変えるのは危険。

クリーニング業者

配管などの問題もあるため、プロに任せるのが一番です!

寒冷地用のエアコンの購入も考える

寒い地域に住んでいる方は、寒冷地用のエアコンを買うことも考えた方が良いでしょう。

一般的なエアコンは、外気温-4℃くらいまでは耐えられます(機種による)。

ですが寒冷地用のエアコンであれば、外気温-15℃くらいまで耐えられるようになっています。

ただ、通常のエアコンより優れていることになるため、価格も上がってしまう点には注意が必要です。

リモコンの電池交換もきちんとする

エアコンのリモコンの電池を交換することも重要です。

「エアコンがつかない!」という時は、リモコンの電池切れのことがよくあります。

電池を使い切るまで交換しないと、液漏れになる恐れも。

液晶の表示や時計、センサー機能など、エアコンのリモコンは操作時以外でも電力を使っています。

クリーニング業者

交換時には必ず新品の電池を使いましょう!

エアコンの寿命は基本10年!

エアコンの寿命が10年なことを説明している画像

暖房が突然止まる原因がエアコンの故障である可能性もあるでしょう。

一般的にエアコンの寿命は10年ほどとされています。

10年を超えて故障しても、メーカー側に部品がないことが多くなります。

また、一つの故障箇所が直せても、すぐに他の箇所が故障することもあります。

実際には12〜13年ほど使っているケースも少なくありませんが、故障をしたら即買い換えるしかありません。

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製造から8〜10年経っているエアコンを使っている方は、常に買い替えの選択肢も必要です!

エアコンの暖房が止まることについて:まとめ

この記事では、エアコンの暖房が突然止まる原因とその対処法、予防方法などについて詳しく解説してきました。

エアコンの暖房が突然止まる原因は、霜降り運転や設定ミス、室外機の故障などいくつか予想できます。

まずは自己点検で基本的な確認を行い、「簡単な対策で改善できるか?」を試すことが重要です。

それでも解決しない場合には、プロに相談し、修理や買い替えをする必要があるかもしれません。

フィルター掃除や内部クリーニング、寒冷地用のエアコンの購入などを行えば、暖房が突然止まることをある程度は防ぐこともできます。

エアコンの暖房トラブルに対して正しい知識と対応策を持つことが、室内の快適な暖かさを手にいれる鍵になるでしょう!

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